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国語に関する誤解と勉強の仕方【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

国語に関する世間の誤解 世間では、国語に関する誤解がよくあります。 「答えがいくつもある」「筆者の気持ちを答える問題があるが、それは作者にしかわからない」「解くのにセンスが必要」・・・など様々です。 数学は、答えが必ず1つ(とは限らないのですが)、気持ちなどの感情が入り込む余地がないということもあり、よく昔から国語と比較されてきました。 しかし、私が思うに、数学と国語は同じ性質を持つものではないかと考えています。 なぜなら、論理を数字や文字で学ぶのが数学、論理を言葉で学ぶのが国語、だからです。 例えば、数学は確かに答えが1つになります。 反対に国語は一つとは限らず、むしろたくさんあるだろうというのが世間一般のイメージではないでしょうか。私も子どもや保護者の方とお話ししていると、そのようなことを言われることがあります。 しかし、国語にも答えが1つしかありません。もちろん、語尾の違いや助詞、助動詞の使い方などで多少の言い方は違えど、答える内容は1つです。答えがたくさんあると思う時点で、文章を読み切れていないことになると言っても過言ではありません。 また、数学には感情の入り込む余地がないことも確かです。反対に国語では筆者の気持ちを答える問題が出されるがそんなのわからないから書けないじゃないか、と言われることも多々あります。 ここには、2つ間違いがあります。 1つ目は、「筆者の気持ち」ではなく、「作者の気持ち」です。筆者とは、論説文を書く人のことであり、作者は、物語を書く人のことです。 2つ目は、「作者の気持ちはわからないから書けない」ではなく、「文章から読み取れる作者の気持ちを探して書く」のです。ですから、文章の中に探すべき答えが必ずあるのです。 数学は、様々な種類の問題があれど、解き方があり、それを探す教科です。国語も実は様々な種類の文章がありますが、解き方や読み方があり、それを人にわかるように示す教科なのです。 ですから、国語は勉強の仕方がわからないから漢字や文法しかやらないというのは間違いで、正しい読み方、正しい勉強の仕方を知れば、もっともっと勉強の幅が広がり、得点力だって間違いなくつくのです。 今回は、それを少しご紹介しましょう。 国語の勉強の仕方 まず、国語はなんといっても漢字や語彙、知識は欠かせません。ですから、 ①知識分野の勉強をする、というのは欠かせない要件となります。  例えば、合計点で同じ点数だったり、同じ偏差値帯に何十人もの受験生が集中するのが入試です。だから1点で合否が変わる。その中で漢字1問が合否の境目になることは入試において当たり前のことです。 また、意味を知らなくても漢字を知っていることで言葉の意味が想像できることもよくあります。 漢字は数学における計算と同様、土台の力として必要不可欠といえるでしょう。意味とセットにして覚えることが大切です。 ②文章ジャンルごとに読み方を知る、というのも文章題を解く上で最も大切なことです。  例えば、物語ならば、ほとんどの入試問題の物語では、主人公の気持ちがあることをきっかけでマイナスからプラスになるため、プラスの気持ち、マイナスの気持ち、どちらでもない気持ちを探すことが問題を解くための重要な作業となります。多くの場合、設問はその変化が起こる背景などについて出されるためです。 また、論説文は、「日本と西洋」「今と昔」「機械と自然」のように比較をする文章が多いため、これらが具体的に「何に」ついて比べられているか、筆者はどちらの考えに賛成なのか、そしてその理由などを探す作業が必要です。 ③問題パターンごとの解き方を知る 例えば、傍線部問題は指示問題、言い換え問題、理由を答える問題の3パターンに大別されます。それを知っていると、設問を見てからどのような問題が出ているか意識しながら問題文を読むことができます。 過去のブログにも同様の内容を書いていますが、それだけ国語というのはパターンが限られているということなのです。 しかし上記の②と③に関しては、なかなか自分だけで勉強することが難しいのも確かです。だからこそ、やり方の指導を受けることが大切です。一朝一夕で身につくものではないので長い期間指導を受け、学ぶことが必要となります。 そうすることで、文章の読み込みが深くなり、自学をするときのクオリティが飛躍的に上がります。そこまでして初めて、どんな問題にも即座に対応できるようになるのです。 ところで批判ではありませんが、国語ほど学校で習うことと受験で問われることが違う教科はないと私自身強く感じています。 学校では、視野の広さ、価値観の多様性を学ぶ学びます。 物事はこのような考え方もあるんだよ、という学びで、みんなの意見や先生の考えを共有し、認め合い、そこで終わりになります。 ところが受験は、多様性を学ぶどころか答えを探す、思考の限定になります。論理的になぜその答えになるか、それをいかにわかりやすく人に説明するかの追求です。 しかし、私はそれで良いと思っています。なぜなら、数学も理科も論理だからです。そして、人にわかりやすく伝える技術も論理です。的確な思考だって論理です。つまり社会は論理で成り立っています。それを学ぶのが国語なのです。 修英塾では、「論理的思考」を手に入れるべく学習を積み重ねていきます。 そのための手法が我々にはあります。 体験授業を受けてみると、それが痛感できますよ。  

国語力の定義【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

国語専門 修英塾における『国語力』の定義について 国語専門個別指導修英塾では、「国語力」をどのように定義し、指導に生かしているのでしょうか。 文章の深みがわかるとか、感性が鋭いとか、美しい文章が書けるというようなあいまいな力のことではなく、「筆記試験で高い点数をとることのできる力」と定義しています。 そして国語力とは、以下の2つの力で構成されていると考えています。 『国語力』=『読む力』+『解く力』 では、『読む力』とは一体どういう力のことなのでしょうか。 国語を教える人間でも、「よく読みなさい」とか、「傍線部の前後を見なさい」ということをおっしゃる方が多いのが現実です。しかしそれはほとんど何も指導していないのと同じです。 修英塾では、まず『読む』方法・手順を教えることから始めます。よく本文なんか読まなくても解けるなどという指導法を目にしますが、私はまず国語の問題文をきちんと読むことを重要視しています。当たり前ですが、問題文を読まずとも解けてしまう設問など、正解したところで何の力にもなりません。そもそも文章を読んでいないのですから。もしそのような学習をしていれば、『読む力』は育たず、論理思考というものも生じません。当然、考える力はつかず、小手先のテクニックだけで乗り切るような学習に傾いてしまうわけです。 また、文章を読まない人は、筆者の意見を無視しているわけですから、人の話を最後まで聞かない人でもあります。そしてその姿勢がすでに間違っています。患者の話を聞かない医師、依頼人の話を聞かない弁護士、生徒の話を聞かない先生、部下の話を聞かない上司……到底、責任ある良い仕事ができるとは思えません。 今は調和の時代です。『読む力』を鍛えることは、相手の主張をすばやく正確に理解する能力にもつながります。この先にある先行き不透明な将来のことを考えても、まずは『読む力』はとても重要ではないでしょうか。筆者が何を言いたいかを押さえることで、はじめて問題を解くことができるのです。そのためには当然ですが、訓練が必要です。訓練をするには、『読む力』をさらに細かく定義していく必要があります。『読む力』は、『たどる力』と『省く力』に細分化されます。 『読む力』=『たどる力』+『省く力』 『たどる力』というのは文と文の関係を掴んだり、指示語の内容を押さえることができる力のことです。この力があれば、文章における大切な一本道を正しくたどることができ、論理的思考の骨格を作ることができます。 『省く力』とは同じような内容である具体例などを軽く読み飛ばすことができる力のことです。余計なところはあまり深く読まず、大事なところだけを精読する。この力は読む速度に大きく影響します。速読力と言われる力は、この省く力が根底にあるものです。 よく国語の力を付けるためにはどうすれば良いかと聞かれ、「本をたくさん読みましょう」と答える人間がたくさんいます。かくいう私も、昔はそう思っていた時期がありました。 確かに、一般的に本をよく読む子が国語ができると言われているのは、この2つの力を読書習慣によって自然と身につけていることが多いからなのです。 しかし、だからといって「本を読むことが国語の力を上げるのに一番良い」というのは間違いです。それはあくまでも読み方の問題であって、本をよく読む子が読まない子と比べて国語が出来るのは、文章を読んだ経験値が圧倒的に違うからです。そしてその経験値が読む速さや語彙力に大きな影響を与えているわけです。 しかし、本をよく読んでいても、国語の点数が全然取れない、という人もいます。一体この違いは何なのでしょうか。私が考えるに、文章をなぞっているだけ、あるいは『解く力』がないことが理由ではないでしょうか。 前者は、正しく「たどる」「省く」をせずに、漫然と全体を読み、漠然としか内容を掴まない読み方をしていることだといえます。これでは点数が取れないのは一目瞭然です。 問題は後者の方です。読む力があっても、国語の点数は上がりません。正しい答えを書けなければ点はもらえないのです。 『解く力』=『言いかえる力』+『まとめる力』 『言いかえる力』というのは、同じ意味で別の言葉、つまり類義語を使って言いかえたり、「要するに〜である」というふうに抽象化できる力、さらに抽象的な言い回しを「例えば〜である」のように具体化できる力のことです。 これができると国語の設問で選択肢問題を解く際に困ることは劇的に少なくなるはずです。 選択肢問題というのは、以前のブログにも記載しましたが、 ① 傍線部を説明する設問  「〜とあるが、どういうことか」「〜とあるが、どういう意味か」を説明する問題 ② 傍線部の理由を説明する設問  「〜とあるが、なぜなのか」を説明する問題 の2つに大別されます。言いかえる力こそまさしく①と②を解くのに必要な力だからです。 そして多くの子どもがつまづき、具体的な対策を練ることができないのが記述問題です。記述問題は、その制限字数や文章や知識の難易度が異なるだけで、基本的に中学受験から大学受験まで同じことを聞いています。 これらはほとんどが、本文中にある言葉を使って本文内容をまとめていけば正解になります。 ですから、ここで『まとめる力』が必要になるわけです。 修英塾では、記述についての対策を丁寧に行います。 例えば、「100字要約」です。与えられた文章を100字にまとめる練習ですが、このような練習を繰り返していると、長い記述問題も書けるようになります。 国語の正解を導くにはこれまで述べた全ての力が必要になります。まず、傍線部の説明部分を文章中から『辿り』、そして、必要な部分だけを残して余計な部分を『省い』たり、『言いかえ』たりして記述における字数を調整する。そして、聞かれている形に合わせて『まとめ』て答える。 これができるようになればあなたの国語力は十分に難関校合格レベルだといえるでしょう。 そのために必要なトレーニングはすべて用意しています。 「国語力を鍛えたい」なら、ぜひ個別指導修英塾におまかせください。

これからの時代に必要とされる力【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

変化のスピードがこれまでになく速く、先行きが見えにくい時代 インターネットが全世界とつながっている現在、世の中はかつてないスピードで変化しています。皆が一つのことに長く熱中する時代はとうに終わり、流行のサイクルも短く、多様性が当たり前の時代となりました。A Iの台頭による職業の選別、人口減に伴う年金制度の崩壊など、今の若い人たちにとってはあまり明るい話題がありません。子どもたちはそんな世界でどうやって生き抜いていくのでしょう。私は、必要な力は大きく2つあると考えています。 必要な力① 1つ目は、「知識」です。 もちろん知識と一言にいっても色々な意味を含んでいます。 知識を得るためには、様々な媒体から情報を自分の中に取り込まなくてはなりません。そのためには、書いてあることや言っていることを理解する力が必要です。コミュニケーション力も必要でしょう。しかしそれだけではいけません。なぜなら、その情報が正しいかどうか見極める必要があるからです。つまり、その情報が正しいとわかってはじめて、自分の血肉となり、それを使って世のため人のために正しく行動することができるのです。 この力をリテラシーといいます。 残念ながら、インターネットが普及している現在では、検索して出てくる情報はほとんどが何かの情報のコピーです。これは、その情報ページを作っている人たちが適当に良さそうな文言を使い回しているからに他なりません。こういったコピー&ペーストは近い将来A Iにより排除されていくことになるのでしょうが、所詮いたちごっこです。 ですから正しくて必要な情報だけを取りにいくために、「リテラシーを身につける」ことは大切です。 話をもとに戻します。「知識」というのが大切だとお話ししました。 なぜ、知識が大切なのでしょうか。 それは、「自分の意見を持つ事」につながるからです。 意見とは、自分の考え・思考です。そして思考の幅は知識に比例します。 よく生徒たちに小論文の指導をしていると、「自分の考え自体がない」ということに気づかされます。優秀な生徒でも世の中のことにあまり関心がなく、インタビューで言っていた事をそのまま自分の意見にしたり、コメンテーターの言っていたことを深掘りせずに鵜呑みにしているようです。今の若い人たちは、とても忙しく時間もないため、手っ取り早く短時間で要点をまとめた知識を欲しているように思います。例えば、YouTubeやTikTok、などです。これらは切り取られた情報を断片的に集めた知識なので、エビデンスがしっかりしていないこともままあります。やはり、明確なエビデンスのある書籍などを時間をかけて読み、自分のものとした上ではじめて、自分の意見というものを持てるのではないでしょうか。 必要な力② 2つ目は、「論理的思考」です。 これは、物事を、言葉を使って整理し考える力のことです。それができれば、自分が得た知識を相手にわかりやすく伝えることもできます。そして大学入試で出題される小論文は、まさしくこの力がある生徒をふるいにかける選抜試験なのです。 1つ目の「知識」と重なるところですが、小論文は、自分の考えを整理して表現することが大切です。正しく深い知識を持っていても、それを正確に人に伝えられなければ意味がありません。 最近SNSで、日常で感じたことをブログなどにしたものをよく目にします。それらを読んでいると、文章がめちゃくちゃで、見ていて恥ずかしくなるくらい間違えた言葉の使い方をしています。間違えた文章を書いているということは、日常会話の中でも間違えて言葉を使っているということです。言葉を使って思考を行いますから、思考もめちゃくちゃであることがわかります。考えていることも書いていることもめちゃくちゃであれば、読む方も間違えて捉えたり、何が言いたいか全然わからないのではないでしょうか。 知識がなかったり、論理的な思考をしなければ、人はどうなってしまうのか。 おそらく、複雑な思考を要しない単純明快、かつ根拠を必要としない極端な結論しか出せなくなってしまうことでしょう。 ニュースに対する人々の反応や、問題を起こした人に対する反応などを見ているとその傾向は徐々に、しかし確実に出ています。間違えた言葉の思考を持った人が大多数を占めてしまうと、一体世の中はどうなってしまうのだろうかととても不安になることがあります。 正しい生き方を身につけるためにも、これからはますます「国語の力」が必要になります。すべての科目の基本は国語です。国語の力はぜひ早いうちに身につけてほしいと思っています。 ご希望の方はぜひ体験授業にお申込みください。

国語の選択肢問題を攻略する【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

●選択肢問題を攻略することが記述問題対策にもなる 国語の入試では中学、高校、大学のすべてで選択肢問題が多く出題されます。大学の共通テスト、愛知県公立高校の入試、2025年度4月開校の公立中高一貫校の適性検査は、すべてマークシート形式のため、全問選択肢問題です。 ですから、選択肢問題を正確に解くことこそ合格への最短の道といえるでしょう。 そして、選択肢問題は記述問題に比べて簡単なイメージではないでしょうか。 「よし!楽に行けるかも」と思った方もいるかもしれません。 そんなに甘くありません(笑)。世の中の国語苦手男子・女子は、まず、選択肢問題がちゃんと解けていないことがほとんどなのです。 選択肢問題こそ、実は設問や問題文を正確に読み解き、理解しなければ正解にたどり着くことができないものです。ですから、「直感で解く」「消去法で間違えている選択肢を省く」などの解き方ではなく、きちんと選択肢と問題文とをマッチングさせて解く方法を身につけていくことが大切です。 そして、そのマッチングを丁寧かつスピーディに行う練習こそが、そのまま記述問題の対策にもなるのです。 なぜマッチングが記述問題の対策になるのかは後ほどお伝えします。 まずは、選択肢問題のマッチングについて重要なポイントを挙げましょう。  ① 設問→問題文→選択肢の順番で読む  ② 問題文の構成を把握する  ③ 選択肢を小分けにして問題文と照らし合わせる ①設問→問題文→選択肢の順番で読む 国語読解問題の丸付け・添削をしていると、選択問題において正解を出すときに、2つまでは絞り込めているけれど、最後の段階で間違いの方を選んでしまっているというパターンが多いことに気付きます。 もちろんこれは、正確に問題文の内容が把握できていないことが一番の理由ですが、最初から最後まで消去法で解いていることが原因として考えられます。それで正解できたとしても、「なぜこの選択肢が正しいのか」の理由がわからないまま先に進むことになります。本来、問題文の内容と一致する選択肢を選ぶわけですから、「なぜその選択肢が正しいのか」を理解できていなければ正確に解いたことにはなりません。つまり、問題の本質を捉えずに国語の勉強を進めていて、たまたまその問題が正解できただけ、なのです。 もちろん短い試験時間の中で解くので、そういうことがあっても良いと個人的には思います。 しかし、日常の読解訓練で消去法ばかりをしていると、「正しいものをすべて選びなさい」という選択肢問題に当たったときに、正解できなくなります。何より、「説明しなさい」という記述問題に対応ができません。 話をもとに戻します。 選択肢問題を丁寧に解くコツ、それは、①でポイントとして挙げた、設問→問題文→選択肢の順番で読むことです。 選択肢の設問は、大雑把にいうと ① 傍線部を説明する設問  「〜とあるが、どういうことか」「〜とあるが、どういう意味か」を説明する問題 ② 傍線部の理由を説明する設問  「〜とあるが、なぜなのか」を説明する問題 の2つに大別されます。 ですから、先に設問を読んでこの二つを意識しながら問題文を読めば良いのです。 このとき、選択肢は見ない方が良いです。そちらに意識がいくと、問題文の把握に支障が出ます。 ②問題文の構成を把握する 次に、一番大事な問題文の理解です。これができていなければすべて成り立ちません。 ですから、選択肢問題に限らずここが1番の肝となることを忘れないでください。 さて、先ほど傍線部の説明もしくは理由を意識して問題文を読む、と書きました。 そのときに最も必要なのは、「文章の型を知ること」と「要約力」です。 文章の型は論説文であれば決まっています。詳しくは別のブログでお伝えしますが、多くは 抽象的な主張→具体例→抽象的な主張→具体例→…のような型をとっています。 筆者は文章を読む人に、わかりやすく、かつ具体例も交えて、さらに、想定される反対意見も出しながら主張を伝えなくてはなりません。わかりにくければ誰も読んでくれません。 当然です。 お金をもらって文章を書いているわけですから、わかりにくい文章を書いていれば、誰もその人に文章を書いてほしいと依頼はしませんよね(笑)。 この型をもとにして、意味段落に分けていき、どのようなことを伝えているかを把握するのです。③の「選択肢を小分けにして問題文と照らし合わせる」を正確にできるようになるのです。 そのためには、要約力が必要です。どんなことが書いてあるか、大事なポイントはどこかを見定める力が必要なのです。 だから、当塾では「100字要約」を懇切丁寧に指導していき、自学ではなかなか身についたかどうか判断しにくい要約力を鍛えます。これも型があり、論説文と通じるところがあります。主張と例をきちんと選り分けて把握し、無駄な部分を取り除いて大切な部分だけを記述しないといけません。つまり、選択肢問題の対策を行うことで、要約力が高まります。要約力が高まれば、文章の核となる部分とそれ以外の部分の見極めができるようになり、記述もしやすくなるのです。 ③選択肢を小分けにして問題文と照らし合わせる 最後に、具体的なテクニックです。あくまでテクニックなので、本質的に大切なのは問題文の理解です。そこを忘れないようにしましょう。 小分け、というのは文字通り細かく分けることですが、厳密に決まっているわけではありません。ここでは意味ごとに分けるのが良いでしょう。例えば、選択肢の一つに ア 世界の海では、50兆個以上のプラスチックが世界の海を漂っており、それらを海鳥、魚、ウミガメ、クジラなどが摂取し、食物連鎖によってダメージが広がっていく。 とあったら、 ア 「世界の海では、50兆個以上のプラスチックが世界の海を漂っており」 「それらを海鳥、魚、ウミガメ、クジラなどが摂取し」 「食物連鎖によってダメージが広がっていく」 というように意味ごとに分けてそれぞれの部分を問題文と照らし合わせます。部分ごとに、書いてあることと同じである、言葉は違うが同じ意味を言っている、もしくは一部違うことが書いてある、というようにマッチングさせていくことで選択肢の正誤を決めます。 これらを長い時間かけてじっくりとたくさんの文章に触れさせ、理解させて問題を解かせていきます。解くときも、つい癖で「ダメっぽい」とか「なんとなく正しい」と判断するのではなく、丁寧に正確にマッチングしていく練習も行います。

店舗改装中④【愛知県日進市香久山の国語専門塾】

指導対象 日進市香久山町に5月9日(木)に国語・化学専門 修英塾が開校します。 当塾は、塾長が直接1対1で子どもを指導するスタイルの塾です。 5月9日(木)15時からオープンいたします。開校時間は15時から21時です。 土曜日と月曜日が定休日の予定となっております。 指導対象は、小学4年生から高校3年生の国語に悩んでいる(高校生であれば国語と化学)お子様です。 お問い合わせ方法 お問い合わせの方法は2つあります。 まず1つ目は、お問い合わせフォームから必要事項を入力いただき、こちらからメールもしくはお電話にてご連絡させていただきます。その後、体験授業を行い、ご面談もしくはお電話にて入会についてのご説明の後、納得いただいてからのご入会となります。 ※お問い合わせフォーム: https://form.run/@syukou-vvc9WCGtJuKWQ1f2hhKt 2つ目は、「子どもの国語力を上げる方法」という小冊子をホームページよりご請求ください。(こちらは問い合わせフォームでお住まいを入力いただく必要があります。)その後、こちらよりメールもしくはお電話をさせていただき、その後は前述と同じ流れになります。 大学受験までを考えており、国語力に不安がある方はぜひ一度ご相談ください。 同時に、同じ店舗内にて苔専門店「苔らんまん」を開店いたします。 MEGAドンキ・ホーテ香久山店さんの前の大通り沿いに店舗ができます。以前は、ずいぶん長い間お花屋さんが営業しておりましたが、年齢的な理由により店を空けられました。その後ご縁あって、そこに入ることになりました。 それでは、改装日記第四段です。 改装日記 入口扉の色を決めるという一見簡単そうで激しく高難度な問題をクリアしました。 難しい理由は3つです。 ① テナントがウナギの寝床(ウナギが篭るくらい細長い意味)で、塾の扉と苔専門店の扉が2つ、目の届く範囲にあるということ。 ② もともと入っていた扉は木の扉で、経年劣化により塗り替えが必須なのだが、木目がある上に塗料を少し吸い込んでしまうため、塗った後の色合いが変わってしまうこと。 ③ 塗った後の全体像が想像できなかったこと(致命傷…)。 でしたので、やはり無難にいくしかないだろうと思って、白か茶色がいいかなぁと話していたところ、 内装屋さんが 「両方とも緑でええがや」 と衝撃の提案。 えええ?確かに、苔専門店は苔色(?)で良さげだが、塾も苔色…?と一瞬ざわつくシーンも。しかし、色々とシミュレーションしてみると割と良いのではないかとの結論になり、緑色に決定。 いざ、塗り終わったものを見ると、一同「いいじゃな〜い」のユニゾン。 ドアは白・黒・茶色、という常識で考えていた我々の固定概念を見事に打ち破った内装屋さん、天晴です。 学習もかくあるべきと強く思いました。

店舗改装中③【愛知県日進市香久山の国語専門塾】

●指導対象 日進市香久山町に5月9日(木)に国語・化学専門 修晃塾が開校します。 当塾は、塾長が直接1対1で子どもを指導するスタイルの塾です。 5月9日(木)15時からオープンいたします。開校時間は15時から21時です。 土曜日と月曜日が定休日となっております。 指導対象は、小学4年生から高校3年生の国語に悩んでいる(高校生であれば国語と化学)お子様です。 ●お問い合わせ方法 お問い合わせの方法は2つあります。 まず1つ目は、お問い合わせフォームから必要事項を入力いただき、こちらからメールもしくはお電話にてご連絡させていただきます。その後、体験授業を行い、ご面談もしくはお電話にて入会についてのご説明の後、納得いただいてからのご入会となります。 2つ目は、「子どもの国語力を上げる方法」という小冊子をホームページよりご請求ください。(こちらは問い合わせフォームでお住まいを入力いただく必要があります。)その後、こちらよりメールもしくはお電話をさせていただき、その後は前述と同じ流れになります。 大学受験までを考えており、国語力に不安がある方はぜひ一度ご相談ください。 同時に、同じ店舗内にて苔専門店「苔らんまん」を開店いたします。 MEGAドンキ・ホーテ香久山店さんの前の大通り沿いに店舗ができます。以前は、ずいぶん長い間お花屋さんが営業しておりましたが、年齢的な理由により店を空けられました。その後ご縁あって、そこに入ることになりました。 それでは、改装日記第三段です。 ●改装日記 いよいよ間仕切壁の下地にボードが打ち込まれました。ここに、テキストを陳列したり、生徒たちの荷物を入れられるように大きな作り付けの棚を設置します。 アイキャッチの画像はその棚になります。大工さんの腕がとても良いので、とてもきれいに仕上げており、感動しました。 ご近所挨拶はいつにしようか、ご近所といってもどのエリアまで挨拶すればいいのか、手土産は何がいいのか、など色々悩み中です。 春麗かな気候もあっという間に通り過ぎ、昼間は真夏がすぐそこまで来ているような暑さです。 大工さん、大変だろうなぁと思うけど、ちょっと飲み物の差し入れをするくらいしかできません。気分良く仕事してもらえたら嬉しいんですが・・・。 この人たちにとっても、「良い仕事した」と思ってもらえるような塾&店にしたいです。

ただいま店舗改装中②【愛知県日進市香久山の国語専門塾】

●ただいま店舗改装中【愛知県日進市の国語専門塾】 日進市香久山町に5月9日(木)に国語・化学専門 修晃塾が開校します。 同時に、同じ店舗内にて苔専門店「苔らんまん」を開店いたします。 MEGAドンキ・ホーテ香久山店さんの前の大通り沿いに店舗ができます。以前は、ずいぶん長い間お花屋さんが営業しておりましたが、年齢的な理由により店を空けられました。その後ご縁あって、そこに入ることになりました。 改装日記第二段です。 塾とは関係ない投稿になりますので、興味がない方は、スルーしてください。 今回、製材所という場所へ行ってきました。理由は、おがくずをもらうためです。 おがくずというと、理科で少し習った記憶があるでしょうか。木を削ったときに出る木屑のことで、水の中に入れて水を温めたり冷やしたりすると、水が対流することでおがくずが動きます。これにより水の動きが可視化されるという風に使われたりするものです。カブトムシの飼育にもよく使われたりするので知っている子どもも多いのではないでしょうか。 製材所についてもご説明しておきましょう。 簡単にいうと、木を切って板にしたり柱にしたりする場所です。木は見た目以上に水分を含んでいるため、材料として使うと乾燥したときに歪んでしまいます。そうならないように、その加工をした木材を何ヶ月も乾燥させておくために保管する場所でもあります。その性質上、とても広いスペースを必要とします。 中には、見たことのない大型の機械がたくさん並んでいました。 どのように使うのか全くわからないものばかりでしたが、製材所の社長に、店舗のディスプレイ用にいただいた木の板を切っていただいたときに「あ、そうやって使うのね」とわかりました。 2.3mの長い板をいともあっさりと真っ二つに切る技術は、それは見事なもので、熟練の技を堪能した瞬間でした。 店舗を持つ身としては、店内をお洒落にしつらえるアイテムとしての無垢板(合板ではない木の一枚板)は非常に魅力的で、この製材所にはその原木が数多く並んでいたため、まるで宝の山のように見えます。 話をおがくずに戻しますと、実はこのおがくずは農業分野では非常に有用なものになります。 消臭効果が優れているために、養豚場や牧場に使われたり、最も多い使用目的としては、牛糞と混ぜて発酵させることで堆肥としての成果が期待できることです。 詳しい科学成分については割愛しますが、農作物だけではなく、今回開業する「苔」の中で、ある種類の苔についても非常に有用なことがわかっています。 それは「ホソバオキナゴケ」というもので、杉の木の皮にくっついて生育しているのを、林に入った際よく目にします。 本来、杉の木の皮には「リグニン」という化学物質が含まれていて、これが好気性細菌によってきちんと分解されていれば堆肥として非常に優秀なものになりますが、分解されていなければ「リグニン」によって植物の成長が阻害されることがあります。この「ホソバオキナゴケ」はそんな「リグニン」が多く含まれる杉の生木に張り付いて成長する植物です。こんな不思議な生き物はなかなかいません。 実は、「苔」の分類について研究している方は数多くおられますが、生態について研究している方はほぼいません。日本ではほんの数人です。それくらい難しい植物ではあるのですが、その生態は神秘に満ちており、研究のしがいがあります。光合成の能力が観葉植物に比べて非常に高い苔もいます。水分がなくなると縮んで成長しなくなりますが、冬眠のような形で自信を保存しており、水を与えると再び生き生きとする苔も多くいます。 まだまだわかっていないことが数多くある「苔」は将来の研究対象としても申し分ないと思います。 「苔らんまん」では、その苔を使ったテラリウムや苔玉、岩に苔をつけた着生岩などを販売、もしくはワークショップで扱います。 興味のある方はぜひ一度店舗を覗いてみてください。

ただいま店舗改装中①【愛知県日進市香久山の国語専門塾】

日進市香久山町に5月9日(木)に国語・化学専門 修晃塾が開校します。 MEGAドンキ・ホーテ香久山店さんの前の大通り沿いに店舗ができます。以前は、ずいぶん長い間お花屋さんが営業しておりましたが、年齢的な理由により店を空けられました。その後ご縁あって、そこに入ることになりました。 ものすごくワクワクしています。同時に不安も・・・。 というのは建前で、本音は「そんなこと考えている余裕はない!」です。 どういうことかと言うと、実は店舗内には学習塾と苔専門店が同居します。 え?塾と・・・苔? およそ絶対に結びつかないであろう2つのキーワードが出会い、同じスペースで一蓮托生となるわけです。そう、ここは学習塾と苔専門店を同時運営する店なのです。 時間帯は、苔が10時30分からオープンし15時まで営業します。 塾は、15時からオープンし、21時(原則)までの営業というアクロバチックな店舗運営をします。 ですから、準備についても、2店舗分になってしまうのです。1店舗でも大変なのに、その倍です。しかもわからないことだらけですから、泣きそうにもなることもしょっちゅうです。 特にI T関連。そこが弱点の人にとっては地獄です。 これ、慣れた人がやったら10分で終わるんだろうなぁという作業も、4時間近くかかることもあります。 そのときの無力感、絶望感たるや、学校のテストで平均点取れるか取れないかというレベルの子どもが「次のテストで学年5位以内を取れ!」と言われたときくらいのものでしょうか。 いやもしくは、50mを9秒で走る子どもが「50m7秒台で走れ!」と言われるくらいのものではないでしょうか。 しかし、やると決めたならやらなければいけない。やらない選択肢はありません。弱音を吐いている場合でもありません。子どもたちの為に頑張りたい。修晃塾に通って自信がつきました!とか、修晃塾に通って人生が変わりました!という子どもを増やしたい。 そのためには、自分のスキルもどんどん上げていかなくてはなりません。 国語専門という手段で子どもたちの読解力を上げ、自学自習力をつけさせ、彼らには人生に成功してほしい。大袈裟でなく、本気でそう思っています。 遠くにお住まいの方は、ぜひご相談ください。オンライン授業も行なっております。 ちなみに・・・「苔」というキーワードが気になる方(あまりいないかもしれませんが)に、簡単に店舗形態などをご紹介したいと思います。 皆さんは「苔」というと、何を思い浮かべますか? 長く放置された水槽によくついている臭くて緑色のものでしょうか。それとも、道路脇によくある緑色の塊でしょうか。水槽についているものは、アオミドロなどの仲間のプランクトンで、小さな生物です。苔ではありません。 では、道路脇によくある緑色の塊はなんでしょうか。あれは確かに苔の一種です。糸くずとかゴミがついて少し汚らしいですが、立派な苔です。夏の道路面は60度以上にもなることもあります。通常60度以上の温度にさらされて生きていられる生物は稀ですが、ちゃんとその中で元気に生きていられます。むしろその環境が非常に彼らには合っています。 しかし、非常にたくましい反面、環境が変わるとすぐにダメになってしまう植物です。 例えば、道路脇で元気に生きている苔を別の場所に持っていくとすぐに枯れてしまうことからもそれがわかると思います。育てるのが難しいのです。しかしうまく環境に合ったときは非常に瑞々しく力強く成長します。個体を切ってその端を植えればそこから新しく芽が出てきます。このような性質は観葉植物などでは見られません。 当店は「苔らんまん」という名前で営業します。苔を使って、自分だけの小さな世界を演出する「テラリウム」、他の植物を植えたものに苔を巻く「苔玉」、苔の石にくっつく性質を利用した「着生岩」などを商品として扱います。ワークショップも行います。ご興味があれば、ぜひ一度足を運んでみてください。  

読解力を因数分解する【愛知県日進市香久山の国語専門塾】

●教科書が読めない子どもが増えている 随分前になりますが、国立情報学研究所社会共有知研究センター長・教授である新井紀子先生著「AI VS 教科書が読めない子どもたち」「AIに負けない子どもを育てる」が出版され、それらを読んだときのことです。 読み終えたときの衝撃がこれまでの人生の中で最大級だったことをよく覚えています。しかし同時に、「やはり」と膝を打つ思いもありました。私の中で、正確な数値化はしていないだけで確信に近い物があったのでしょう。それならばと早速自分自身でも指導している子どもたちを対象にデータを取っていきました。 ここでは具体的な数値の公表を控えますが、一定期間データをまとめていくと、自分でも驚きの結果が出たのです。非常にシンプルな結論でした。それは、 「読解力がないと学力は伸びにくい」ことです。 もちろん取るデータの母集団によっては多少なりとも違う結果が出たであろうことは想像に難くありませんが、ある一定条件の母集団においては確実に言えることであり、国語の重要性というものを再確認した瞬間でした。 ●基礎読解力は人生を左右する 話をもとに戻しましょう。新井先生は、科学的エビデンスが少ない教育というものに目を向けられ、その中でも特にわからないことが多い「読解力」というものの解明、つまり数値化を試みられました。 我々には想像もできないような苦労や様々な検証の結果、先生の研究で得られた結論は、 「基礎的読解力は人生を左右する」というものでした。 こう書くと、「基礎的読解力がないよりはある方がいいけど、そこまで大騒ぎするほどの問題なの?」と思う方も少なくないかもしれません。少しだけ、先生の研究内容を紹介しましょう。 現状解明しているだけで、読解力には7つの分野があることがわかっています。(実際には、長文読解に関連する分野については、不確定要素が多くまだはっきりと定義できていません) ① 係り受け解析 ② 照応解決 ③ 同義文判定 ④ 推論 ⑤ イメージ同定 ⑥ 具体例同定(辞書) ⑦ 具体例同定(数学) の7つです。①と②はすでに盛んに研究されており、表層的な読解のファクターとして位置付けられています。③から⑦までは、それ以上の深い読解を司るファクターになります。これらは、長年研究されているのに、なかなか精度が上がらないものなのだそうです。 順番に説明していくと、 ① 係り受け解析 「何がどうした」という主語と述語の関係や修飾語と被修飾語の関係を理解すること。 AIの正解率が高い。 ② 照応解決 「それ」「これ」といった指示代名詞が何を指すかを理解すること。AIの正解率が高い。 ③ 同義文判定 異なる2文が同義(同じ意味)かどうかの判定ができること。AIにはまだまだ難しいと考えられている。④ 推論 持っている知識を総動員して文章の意味を理解できること。また、「AはBであり、AはCである」という文脈から、「BはCである」と判定できること。AIでは全く歯が立たない。 ⑤ イメージ同定 文章と図形やグラフを比べて、内容が一致しているかどうかを認識すること。 AIでは全く歯が立たない。 ⑥ 具体例同定(辞書) 国語辞典的な定義を読んでそれと合致する具体例を認識すること。AIでは全く歯が立たない。 ⑦ 具体例同定(数学) 数学的な定義を読んでそれと合致する具体例を認識すること。 これらの7つの分野において、それぞれ基礎的な短文を作り、1000名を超える中学生、高校生にテストをし解答させたところ、①、②はまずまずできていましたが、その他がかなり正答率が低い、もしくはランダム率が高い(つまり多くの子どもが適当に答えていた)という結果が出ました。 さらにこの短文は、学校の教科書から作成したものであることを考慮すると、「表層的な内容でしか教科書を理解していない子どもが多数を占める」という結果が見えたのです。 そして、私が衝撃を受けた分析結果がこちらです。 「このテストの平均能力値と進学した高校の偏差値との間に、滅多に見られないほど非常に高い相関関係が見られた」です。 つまり、基礎読解力が低いと、難関校には入れないのです。基礎読解力がなければ、教科書だけでなく、試験問題の問題文も速く正確に読めないからです。 結果としてそのことは人生をも左右してしまうのです。 私立中高一貫校受験で考えると、最難関校と呼ばれる中学校では、公立高校3年生の読解能力を持つ生徒を入試でふるいにかけています。上述のテストを正確に、しかも集中してすらすら読めなければ、スタート地点にも立つことさえできないように作成されているのです。 そのような入試問題をパスでいるような能力があれば、高校2年生まで部活に明け暮れて、赤点近い点であったとしても、1年間受験勉強に勤しめば、旧帝大クラスの大学に入学できてしまうのです。 理由は簡単です。 教科書や問題集を読んで理解できるからです。 全ての学力は読解力が土台になっているのです。

【2024年度】東海高校入試問題分析【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

医学部医学科への進学者数が日本一 本校は、毎年医学部医学科へ進学する生徒が非常に多く、もう10年以上日本一を誇ります。もちろん、医学部だけではなく、東大、京大、阪大、名大などへの進学も非常に多く、愛知県では公立旭丘高校と並び最難関校となっております。校風は類を見ないほど自由で、進路指導も医学部への誘導というものは、実質的には一切ありません。にもかかわらず、医学部志望の生徒が多いというのは宗教の授業の中で、「いのち」について考えさせる題材が豊富だからではないでしょうか。下に一例をあげます。 授業では、「東海の建学の精神(三綱領)」「合掌することの意味」「東海学園の歴史」「命を考える」「家族のきずな」「釈尊の生涯」「仏教を生きた人々」「法然上人について」「掃除・挨拶」「非暴力の人ガンジーについて」「いじめ」「障害を持つ人々を通して学ぶこと」「マザーテレサの生き方」「ある被爆者に学ぶ」「吉田松陰」「核兵器と21世紀」「脳死と移植医療」「ボランティア活動」「環境問題」「平和について」「共生とは」など、さまざまな分野から幅広くテーマを取り上げています。生徒たちはこれらのテーマに基づいたビデオを鑑賞し、自分の感想や意見をレポートにまとめて、それぞれの意見についてディスカッションなどを行います。 (学校法人東海学園ホームページより) 物が豊かになっても、心が豊かにならなければ本当の幸福は得られない今の時代だからこそ、自分たちはどうするべきかを常に考えなければなりません。本校は、上記のような情操教育を行うことで、生徒に本質的な心の豊かさについて考えさせているのです。 そして、その理念は、入試問題となって子どもたちに訴求しています。   多様性の中にも、確かな「自分」を持つ 本校の入試問題は、論説文と物語文とで構成されています。難度の大幅な変化はありません。先ほどにも述べた通り、入試問題の文章には、学校からの「こんな生徒に育ってほしい」「こんな生徒に入学してほしい」というメッセージが込められています。 逆にいうと、どんな生徒が通っている学校か知りたい場合は、入試問題の文章を数年分読めば良いのです。本校も例にもれず、メッセージを入試問題に込めています。 それは、「多様性の中にも、確かな自分を持ってほしい。そのために正しい知識を持つことが重要」というものです。   論説文の読み解き方 まず論説文について分析していきましょう。漢字が5問と、50字以内の記述問題が1つ、抜き出し問題が1問あとは選択肢問題になっています。合格ラインは6割です。ボーダーをクリアするのであれば絶対に選択問題は落とせません。論説文は、選択肢問題のパターンがほぼ決まっています。簡単にご紹介すると、 ① 筆者の主張を問う問題 ② 傍線部の理由を問う問題 ③ 傍線部の具体例を問う問題 ④ 文章の大意や主題と一致する内容を問う問題 の4つです。さらに細分化することもできますが、大まかにはこれくらいです。 本校は、これらを満遍なく出題してくるので、全てのパターンに置いて正しい解き方を網羅しておく必要があります。論説文は、筆者の主張→具体例→主張(もしくは反対意見)→具体例→…と続いていきます。 一番重要なのは、文章の中で筆者の主張をすべてチェックし、具体例と分けることです。 具体例はその主張を詳しく、より分かりやすくするものです。つまり実際に起こったことや具体的な名前が出てくる「補足説明」です。主張を正しくつかむためには、具体例はさらっと読み飛ばすくらいがちょうどいいのですが、その補足説明の方が具体的で分かりやすかったりするので厄介です。 そうなると、主張と具体例の境目が見えにくくなることがあります。 実は、本校の国語の文章は、その見分けが少し分かりにくいものであることが多いのが特徴です。しかしここを攻略しなければ、上記の①〜③のタイプを得点することができません。まずは、具体例について攻略法する必要があります。 具体例を見つける方法、それは、「具体例の始まりと終わりを意識する」です。どのようにそれを意識するのかというと、 ① 接続語「例えば」 ② 下位語 ③ 比喩表現(直喩、隠喩、擬人法) を見つけることです。 まずは、①の「例えば」ですが、これがあるとこの後は具体例になりますから、始まりと終わりを『』で囲ってみると良いでしょう。 続いて②の下位語とは一体何でしょうか。 聞き慣れないかもしれませんが、上位語と対義語になっており、上位語は「まとめた言い方(少し抽象的)」の言葉です。ですから「下位語」は、「より詳しく言い分けた(具体的)」言葉です。 例えば、上位語が「果物」であれば、下位語が「リンゴ、ミカン、イチゴ」などです。 ③の、直喩は「〜のようだ」「〜のごとし」という表現で物事を例えることで、隠喩は「ようだ」という表現は使わずに「時は金なり」といった表現の仕方になります。擬人法は文字通り、人に喩えて表現する方法です。これらを踏まえて、令和5年度の論説文の一部を読んで具体例を検出してみましょう。 我々は、VUCA(ブーカ)の中で生きているといわれている。VUCAとは(略)「予測不能な状態」を意味し、2010年以降、世界のビジネスパーソンの間で広く使われるようになってきた時代を表す言葉である。同時多発テロ、リーマン・ショック、英国のEU離脱(略)等相互につながった世界で想定を超える事案が頻発し、判断・対応が遅れると瞬く間に悲惨な状況に嵌まり込む。世界の変化に敏感でなければいけない。VUCAの中で、世界から取り残されないためには、全ての日本人が多言語の情報を最小遅延で受信する手段の確保が喫緊の課題である。 (令和5年度東海高校入学試験問題 国語より) 上記の文章の中で、VUCA(ブーカ)は上位語、同時多発テロ、リーマン・ショック、英国のEU離脱は下位語です。上位語であるVUCAの具体的説明がその下にあります。前半は、「VUCAの中で生きているため、もし判断・対応が遅れると悲惨な状況になる」と述べています。その後に、喫緊の課題という主張をしているため、その直前までは全て具体例ということになります。具体例を『』で囲むと、以下のようになります。 『我々は、VUCA(ブーカ)の中で生きているといわれている。VUCAとは(略)「予測不能な状態」を意味し、2010年以降、世界のビジネスパーソンの間で広く使われるようになってきた時代を表す言葉である。同時多発テロ、リーマン・ショック、英国のEU離脱(略)等相互につながった世界で想定を超える事案が頻発し、判断・対応が遅れると瞬く間に悲惨な状況に嵌まり込む。』世界の変化に敏感でなければいけない。VUCAの中で、世界から取り残されないためには、全ての日本人が多言語の情報を最小遅延で受信する手段の確保が喫緊の課題である。 お分かりいただけましたか。このように、やや難解な文章が続くのが本校の入試問題論説文です。そして合格を勝ち取るためには、選択肢問題で絶対に落とさないことが必須条件となってきます。 そのために、修英塾では正しいマーキングの仕方も丁寧に指導をしていきます。

読書の意味【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

●物語の読み方 私の塾講師としての経験上、自分の子どもが国語が苦手である原因は、読書をしていないことと思っている親はかなり多いと感じます。これは、読書をすれば国語力が上がると思い込んでいる人が多いことの裏返しでもあります。 確かに、読書をすることにより国語の点数が飛躍的に伸びる子はいます。しかし同時に全く伸びない子もいます。この事実だけを見れば、読書は必ずしも国語力につながるとは言い難いようです。 では、読書をすることで国語の点数が伸びる子と伸びない子で、何が違うのでしょうか。 答えを先に言います。前者と後者の間には「読み方」に差があるのです。と言っても、物語の主人公に感情移入して読めば良いというわけではありません。小学生は、大人が思うほど感情豊かではありません。 親が「こんな時どう思う?」と聞いても「別に何も」と返ってくる無味乾燥な答えは、反抗期が故の親子間の会話を避ける際の常套句ではなく、本当にそう思っていることがままあるのです。 そんな子どもに、この物語を読んで心動かされて欲しいと願っても到底無理な話です。 それよりもまず、読書の効能を考えてみましょう。読書と一言で言っても様々あるので、今回は物語の読書についてお伝えしたいと思います。 物語の読書によって得られるもの、それは「擬似体験」です。 こんな状況になった時に人はこう思いこう行動するのだという、時に大人にとっての一般常識であったりする事を物語を通して学べるのです。そのときに、物語に入り込んで感情移入しすぎてしまうと、自分と主人公の考えに食い違いが生じると、「なぜそう思うの?私は違うのに」と思いながら読み進めることになってしまいます。だめとは言いませんが、これでは「擬似体験」の意味合いは薄くなります。つまり国語力になりにくいのです。 そうではなく、「ああ、こういうときはそんな風に普通は感じるんだな」とか、「自分が今感じているこの気持ちはそのように表すのだな」と少し冷静で客観的な読み方をすることが「擬似体験」であり、国語力としてその子の血肉となっていきます。 一般的に「読書は心を豊かにする」と言われているのは、こういう意味なのです。 ●何を読めば良い? では、小説を読んでおこう、となったときに何を読めば良いのでしょうか。 まず私立中学受験において、重松清は避けて通れません。この東海地方だけでなく日本全国どこの中学校入試問題にも出題される作品が数多くあります。 大人目線の物語もありますが、子ども目線の物語が非常に多く、大人になって忘れてしまった、子ども心に感じた気持ちや見る景色などを子どもの主観で描くのが抜群に上手な小説家です。 もちろん「出題されそうだから読んでおく」ことが大切なわけではありません。前述した「擬似体験」を大切にしてほしいのです。 重松清の「さかあがりの神様」という短編があります。 真一はさかあがりが大の苦手。みんなに差をつけられるのが嫌で、いつも放課後の校庭でさかあがりの練習をしている。でも、一向にできる気配がない。 あるとき、練習中に少し強面なおじさんが話しかけてきた。ちょっぴり怖いけど、さかあがりを教えてくれる。そっと、でも絶妙なタイミングでお尻を押してくれる。「よし、いいぞ」「もう少しだ」励まされてようやく鉄棒を一つ回れた。「やった、できた」真一はもう嬉しくって何度もさかあがりをする。 気づいたら、あのおじさんはいなくなっていた。あれは神様だったのか、だとしたらさかあがりの神様だ。数年後、真一は自分の娘にさかあがりを教えていた。 今度は真一がさかあがりの神様になったのだ。 このようなあらすじです。 この物語には、できない悲しみ、苦しみ、劣等感、努力してもできない絶望感、努力の大切さ、できた時の喜び、嬉しさ、楽しさ、達成感そして安堵感が子ども目線でとっぷりと練り込まれています。 それらはいずれも私立中学受験のみならず、高校受験や大学受験、そしてこの先生きていく上でとても大切なエッセンスです。それを小学生のうちに、しかも小学生の目線で描かれているものを通して得られることは何よりもかけがえのないことではないでしょうか。 そして、私たち大人にとっても、子どもの一生懸命さや一喜一憂に触れることによって、自分の子ども時代の気持ちを思い出したり、今の子どもを知ったりするための教科書となり得るものだと思います。 物語の読書によって、得られるものは語彙や論理だけではない、心の豊かさです。 そしてそれを手に入れたとき、国語力だけではなく、人格の豊かさも手に入るはずです。 私は、国語専門塾として、子ども達に豊かな人生を歩んでほしいと心から願っています。

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