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南山大学入試問題分析【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

入試問題分析 2024年度の南山大学の国語(外国語学部・経済学部)の入試傾向と対策についてです。 南山大学の国語は、制限時間が90分、大問一から大問三は現代文評論、大問四は古文、大問五は漢文です。大問四、大問五はどちらかを選択し、解答します。国語の配点は400点中150点と大きいため、しっかりと対策が必要になります。 南山大学の現代文の特徴は、 ①評論文からの出題が多い ②漢字・空所補助の問題が多く出題される ③時間管理が必要 の3点です。 実際に、2024年度の入試問題を見てみましょう。 ①について、大問一と大問三はともに評論文、大問二が随筆となっています。 ②について、大問ごとに、大問一では、空所補充が6題・漢字の書き取りが2題。大問二は、空所補充が7題・漢字の書き取りが3題。大問三では、空所補充が6題・漢字の出題が4題となっています。 ③については、制限時間90分の中で、現代文3題に加えて、古文か漢文のどちらか一題も解かなければいけないため、現代文の各大問20分程度で解いていかなければいけません。   傾向と対策 では、具体的に、現代文の勉強法について、書いていきます。 南山大学の文章は、比較的読みやすい文章ですが、上記のように、各大問20分程度で解かなければならないため、文章を読む速さは鍛えておきましょう。 ①のように、評論文が出題されることが多いので、まずは評論文を優先して勉強しましょう。随筆や小説は、評論文よりは出題が少ないため、評論文の勉強をメインで行うのが良いです。 また、②のように漢字の書き取りなどの漢字の問題が多く出題されますので、漢字はしっかり勉強をしておく必要があります。まずは、学校で配られる問題集に取り組み、余裕があれば市販の問題集をやってもいいと思います。続いて、空所補充ですが、これは本大学の過去問題を解くなどして問題に慣れておくと良いでしょう。 続いて、大問四と大問五についてです。 まず、古文と漢文のどちらの科目を選択するべきかについてですが、問題のレベルは大きく変わりません。そのため、自分で過去問を解いてみて、解きやすい方を選ぶのが良いと思います。模試の結果なども参考になると思います。 次に2024年の大問四と大問五の問題です。 まず、大問四の古文では、傍線部の意味を問われる問題が5問、文法についての問題が1問、空所補充が1題、本文の内容を問う問題が2題の計9題です。 次に、大問五の漢文では、漢字の読みが1題、傍線部の意味を問われる問題が5題、返り点の位置を問う問題が2題、文の内容を問う問題が1題の計9題です。 以上から、勉強法については、古文は、本文の意味を問われる問題が多く出題されるため、まず、基本となる古文単語を勉強し、現代語訳と文章の意味を理解する訓練をしましょう。 漢文については、最初に基本漢字の読みと句形をおさえたら、書き下し分を書き、現代文に訳して演習を積みましょう。

内申点の上げ方【愛知県日進市香具山の国語専門個別指導塾】

内申点の取れる提出物の書き方 今回は、愛知県公立中学校に行っている子たちの多くが苦労しやすい「内申点」についてです。 愛知県は、公立王国ともいわれるくらい公立高校志向が多い県です。しかし、その競争はなかなかに熾烈で、入試での点数110点(5教科合計)と内申点(9教科合計45)を合わせた数字で子ども達は選抜されるのですが、いわゆる進学校と言われる学校はほぼすべて入試での点数×2+内申点×2の合計点で合否判定が出ます。 220点+90点=310点満点ということですね。愛知県公立高校受験の入試問題難度はそれほど高くなく、進学校の中でも上位の旭丘、明和、向陽、一宮、刈谷高校では、受験生は平均1教科20点くらい(22点満点)は取ります。 つまり、入試当日の得点ではあまり差がでません。そうなると、最初の持ち点である内申点が大きなウエイトを占めてくる、という訳です。 倍率をみても多くは2倍程度で収まる学校がほとんどです。 でもこれは、すでに入試前に内申点による「選抜」がされて、残った受験生の倍率ということになるのです。内申点が思うように取れていない子は入試前に選別されてしまうのです。なんだか不公平な気もしますが、こればっかりは仕方ありません。 ですから、今回は内申点をどうしても取りたいという生徒にある特定のジャンルに絞って取り方をお伝えするものです。とても面倒臭いのですが、やる価値はあります。なんとしても取りたい人はぜひ最後までご覧ください。 今回お伝えするジャンルは、「提出物」です。内申点3項目について説明しているブログはたくさんあると思いますが、敢えてそれ以外でいこうと思います。 といっても一応、知識として評価3項目は知っておかないといけませんから、簡単にご説明だけいたします。 ①知識・技能 ②思考・判断・表現 ③主体的に学習に取り組む態度 の3つです。 「5」を取ろうとすると、この3つの項目全てで評価Aをとらなければいけません。 項目ごとに内容を紹介します。 知識・技能 主にテストの点で評価。 思考・判断・表現 一部テストの点で評価。 知識を正しく論理的にわかりやすく根拠を以って他人に伝えられるか、が基準。 主体的に学習に取り組む態度 率先して調べており、試行錯誤して結論を導き出しているか 他の人が思いつかない着眼点があるか 習った知識を他にも応用しているか 新たな疑問を持っているか 例えば、定期試験で高得点を取っているが、実験に真面目に取り組んでいなかったり、実験レポートに「難しかった」「よくわかった」程度しか考察を書いておらず、授業でも学校ワークの提出日が遅れたり、式を書かなくてはならなのに答えだけをノートに書き込んで提出していたりする場合です。 この場合、例えばですが、知識・技能でAを取っていても思考・判断・表現でB、主体的に学習に取り組む態度でCとなってしまうことがあります。 こうなると、いくらテストの点が良くとも内申点は「3」がつく可能性が大きいのです。 では、上記を踏まえてここからは提出物についてお伝えしていきます。   ①【理科実験・観察】  実験の様子や植物、細胞の図などを観察して描き写し提出することがあります。このときに、リアルに描くために影をつけたり、複数の線で描いたりするのは厳禁です。1本の線で、現物に忠実に描きましょう。「上手さ」は問われません。「正確さ」が評価基準です。絵が下手でも構いません。ちなみに上の図では、左が評価Bで右が評価Aのスケッチです。丁寧に描けば誰でもA評価(学校によって違いますが一番上の評価です)がもらえます。ちゃんと心をこめて描きましょう。 顕微鏡などを使うときは正しい倍率で見ることも大切です。また、倍率は必ず書いておきましょう。なんでもそうですが、記録するときはそのときの状況を書き留めておくことが必須です。授業で学校の先生が言った注意事項も書き留めておくことは大きなポイントとなります。   ②【副教科鑑賞】 作品の鑑賞についてです。今回は美術ですが、技術や音楽でも基本の考え方は同じです。 こういうものをあきらめる生徒が非常に多いです。しかし、ルールがありますので、それに則って書けばそれほど怖いものではありません。まずは下の図をご覧ください。 このふたつを見て鑑賞する場合について、実際にケーススタディしてみましょう。もちろん、こういったプロの人が描いた(作った)ものではなく、クラスの子達が描いた(作った)ものを鑑賞する場合もありますが、基本は同じです。必要なものは、「特徴と比較、感想」です。その作品がどんな特徴を持っていて、他のものと比べてどう違うのかを具体的に書くことです。例えば、松林図屏風の鑑賞を例示しましょう。 「特徴: 白黒で書かれている。墨の濃い薄いで遠近感を出している。木の幹部分が空白になっていることで霧を表現しており、空白が多いことで霧深く、幻想的な雰囲気を出している。シンメトリーの構図ではない。」 「ミッデルニルハスの並木道と比較してみて: どちらも身近な風景を描いているのに表現の仕方が全く違うことに驚いた。西洋の作品は、ありのままの風景を切り取ったように描かれているが、日本の作品は空白と墨の濃さを使って遠近感を出し、見る人に、空白の部分にも木があるように想像をさせている。表現し尽くさないという日本人の美の感覚がとても洗練されていてすごいと思った。茶わんやお皿のデザインでも西洋と日本で同じように違いがあるのか興味がわいたので調べてみたい。」 特徴では、なんとなくではなくきちんと学習した内容を盛り込み、具体的に書くことがポイントです。比較した内容は、思わず「すごい」「面白い」で片づけてしまいそうですが、書こうと思えばいくらでも書けるものです。比較したときに何が違うか、なぜそこが違うのかを調べたり、自分なりのたとえを使ったりして書けば良いのです。 感想も入れるとよいです。ただし、「楽しかった」などではなく、今後どのような学びをしたいかということを基準に書くのが王道です。ちなみに、実験レポートであれば、失敗したらその原因を特定して対策まで考えること、成功したらなぜうまくいったのかどういうところに注意したから失敗しなかった、などの具体的な対策などを記すと非常に良いレポートになります。もちろん、どうしても納得のいかない部分やいくら考えてもわからない部分を素直に書き記すのもよいでしょう。   ③【数学(教科書の副教材、ワークなど)提出物】 小テストやノート、ワーク提出がある場合、それで評価が大きく変わります。わかりやすく、丁寧に途中式を書くことはもちろん、そこにいろいろ書き込む工夫が必要です。下の例をごらんください。 忘れやすいところにはチェックを入れて「とても大事!」など書いておくと、自分も忘れないし、チェックする人にもやる気や細かいところまで気にして勉強しているのが伝わります。自分で考えたことは後々自分で見直すことも考えて気づいたときに書き込んでおくと良いです。たとえ間違った考え方をしていたとしてもそれに気づくことで、自分が成長していることが実感できます。 ただし、これらはスペースを使うため、できれば大きめの付箋に書き込んで貼り付けるのがよいでしょう。 あとは、当然ですが「間違いなおし」です。間違えたものに✕をして赤ペンで模範解答の式や答えを書き込むのは自分のためにも内申点のためにもなりません。ちゃんと理解してやっていればまだ良いですが、そうでない場合、時間と手間をかけて赤ペンインクを消費するむなしい行為となってしまいます。 これらのことはたしかにとても面倒です。でも、だからこそ日常的にやっておけばそれほど苦になるレベルではないはずです。そしてそのことは確実に自分の血となり肉となります。 この内容が少しでも志望校を目指す子どもの一助となれば幸いです。  

関西学院大学入試問題分析【愛知県日進市香具山の国語専門個別指導塾】

評論文の攻略がカギ 関西学院大学の全学部日程の国語(教育学部・経済学部・国際学部・社会学部・商学部・神学部・人間福祉部・文学部・総合政策部・法学部)の2024年度の入試問題について合格への分析・対策をお伝えいたします。 まず、基本情報についてです。関西学院大学では、全学部日程を2日間設け、併願が可能となっています。したがって、第一志望が本学の場合は、1日目に受けることで、対策出来るため、両日受験されることを推奨します。1日目と2日目の試験では、難易度の差による不公平がないように、得点調整が行われます。 両日ともに試験時間は75分、配点は200点。1日目は、大問一が現代文評論、大問二が古文の大問二題構成、2日目も同様に大問一は評論文、大問二は古文の大問二題構成となっていました。 本校の全学部日程の国語の特徴は、 ①全問マーク方式 ②現代文は評論文が多い ③漢字・単語の意味に関する問題の出題 ④空所補充の問題が多数 ⑤古文単語・文法問題が多い 具体的に、2024年度の入試問題を見てみますと、 ②両日程ともに大問一は評論文となっています。 評論文のテーマについては、1日目は「食べること」とヒトの関係について、2日目は宮澤賢治の短歌についてでした。他年度の入試問題を見ても、幅広い分野から出題されています。様々な題材の評論文に普段から触れておくと、良いでしょう。 特に評論文は、共通テストでも頻出なので、共通テストの過去問演習が対策にもなります。 ③1日目の大問一の、問一では同一の漢字を選ばせる問題が4問、問二で漢字の読みが3問、問六は言葉の意味を問う問題、問8では単語の言い換え問題が出題されています。2日目は、大問一の問二で漢字の読みが3問、問九では4つの漢字と同一の問題を選ぶ選択問題、問十一は類似の四字熟語を選ぶ選択問題、問十三では空所補充の形式での単語の選択問題が出題されています。 このように、共通テストのように同一の漢字を選ぶ選択問題や、漢字の読みの選択問題の形式で、漢字の問題が出題されています。漢字の問題は落とさず、しっかり点数を稼ぐ必要があります。問題集や共通テストの過去問を用いて、学習を行いましょう。 また、単語の意味や言い換えの問題も出題されますので、評論文で頻出の重要語句は、その意味と言い換えについても勉強しておきましょう。 ちなみに、現代文の読解においては、語彙力は必須です。論理力の前提になるものですから、必ず日常的に語彙力を高める訓練が必要です。 私が個人的にとても良いなと感じるのは、「現代文キーワード読解」(Z―KAI)です。現代文でよく出題される言葉の正確な意味を言語化するうえで最適な用語集です。少しですが、読解問題も入っています。もし、現代文対策の語彙力強化をはかりたいが、何をすればよいかわからない、という方は読んでみてください。 ④1日目の大問一では問四・問一一・問一三、2日目の大問一では問四と問六、問一三で空所補充の問題が出題されています。このような空所補充の問題は、空所の前後を見て、適切な言葉を入れる訓練が必要になります。本学の問題の形式では選択問題ですが、感覚やあてずっぽうで答えると、間違えやすい選択肢が用意されており、正しく解く必要があります。「どうしてその言葉が空所に入るのか」の理屈をきちんと持つことそれ自体が国語の空所補充の問題の対策になります。また、空所の前後の流れをしっかりと理解しておくことも大切です。 最後に、⑤についてです。 一日目の大問二の、問一では傍線部の意味の選択問題、問二・問六・問十では傍線部の解釈の選択問題、問五では傍線部の現代語訳の選択問題、問九では文法が問われる問題、問十三では本文と同ジャンルの物語を選ぶ問題が出題されています。 二日目の大問二の、問一では語句の意味を問う問題が5問、問二では傍線部と同様の文法用法の使い方をしている助動詞の選択問題、問七では傍線部の解釈の選択問題、問十では文法的説明の選択問題、問十二では傍線部の現代語訳の選択問題、問十四では平安時代の文学についての選択問題が出題されています。 このように、古文では、傍線部の現代語訳や解釈を問う問題や、助動詞などの文法を問う問題、物語など古典の知識を問う問題などが多く出題されています。したがって、正確に現代語訳や解釈ができるように古文単語・古文文法の勉強に加えて、古文常識も勉強しておきましょう。

岐阜大学入試問題分析【愛知県日進市香具山の国語専門個別指導塾】

ポイントは「要約力」 2024年度の岐阜大学の国語(教育学部・医学部看護学科)の前期試験の入試についてです。まず、基本情報についてですが、岐阜大学の国語は、制限時間は100分、大問三題構成で大問一は現代文評論、大問二は古文、大問三は漢文の大問となっています。 岐阜大学の国語の試験問題は、あまり大きな特徴はありません。オーソドックスな問題が多いので、現代文・古文・漢文満遍なく、勉強しましょう。 具体的に、本校の入試問題を見ていきましょう。 まずは、大問一の現代文のテーマについてです。 2024年度の本文は「教養」と「人間」の関係、2023年度は言語と認識・思考の関係を論じたものであり特定のジャンルではなく、様々なテーマの文章が出題されています。 したがって、入試問題でよく出されるテーマである言語・思想・文化・科学などには、さまざまな評論を通して触れておくのが良いでしょう。 また、本文が少し難解であり、設問ではそれらをまとめたりする力が問われます。要約の練習が必要です。 それでは、大問一の問題を見ていきます。大問一の問一は漢字の読み書き問題、問二・問九は空所補充の問題、問3は傍線部に関連した説明問題、問四・問五・問六・問七・問八は傍線部の具体的説明を行う問題、問十は本文を踏まえた説明問題となっています。 それでは、現代文大問一です。 本文は「仲正昌樹(「不自由」論)」でからの出典で、4500字程度の文字量です。「ヒューマニズム」という思想の来歴についての文章です。 漢字については、読み書きが出題されますが、学校の問題集などを使っての学習で十分対応ができます。ここは確実に満点をとれる準備が必要です。 問二の空所補充問題についてです。文章の意味が分かればまったく問題なく正解が取れる問題です。 続いて、傍線部の説明問題です。本文の論理展開や意味がちゃんと分かり、重要部分をとらえておおまかに要約できる力があれば、これも困らない問題です。 普段から、いろいろな文章を100字程度で要約することで対策になります。 続いて、大問二を見ていきます。2024年度は平家物語から出題されています。問一は語句の意味を問う問題、問二・問四・問五・問六は傍線部の説明問題、問三は傍線部の現代語訳、問七は平家物語と同ジャンルの物語を選択する問題となっています。 古文も、現代文と同様に記述問題が多数出題されています。岐阜大学の過去問をできるだけ多く解いて、記述力をつけましょう。それに加えて、問一のような語句問題が出題されるため、古文単語の勉強はしっかりと行う必要があります。 最後に、大問三の漢文です。 問一は漢字の読み問題、問二は返り点を打つ問題、問三は登場人物の関係を問う問題、問四は現代語訳の問題、問五は傍線部の説明問題となっています。 漢文の学習については、まずは、問一で漢字の読み問題があるので、基本漢字の読みを押さえましょう。そして、基本の句法・語法を身につけ、書き下し文・現代語訳をどんどん書いて解答と見比べましょう。そうすることで、自力で漢文の文章を訳し、理解する力がついていきます。

静岡大学入試問題分析【愛知県日進市香具山の国語専門個別指導塾】

主張をまとめる「要約力」が大切 【2024年度】静岡大学前期入試問題分析 国語が試験科目に含まれているのは、人文社会学部・教育学部/学校教育教員養成課程(音楽教育専攻・美術教育専攻・保健体育教育専修を除く)・グローバル共創科学科の3つの学部です。 そして、試験時間は80分、目標得点率は、おおまかに65~75%です。大問一は現代文で配点は60%、大問二は古文で配点は20%、大問三は漢文で配点は20%になります。 ただし、人文社会学部の法学科・経済学科は、上記の学部共通の国語の問題のうち、古文・漢文の大問二・三は、含みません。その代わり大問一の現代文の問題に加え、それぞれ法と経済にまつわる文章を読み、400字以上500字以内で要約させる問題があります。 そのため、どちらの学科も、それぞれ法と経済の専門性の高い文章を読むのに慣れておく必要があります。また、400字以上500字以内の長文の要約問題は読解力のみならず、文章から具体例や比喩を適切に切り取って、主張をまとめる長文要約の力が必要になります。 それでは国語の入試問題の内容です。 本校の国語の大きな特徴としては、 ①文章量・問題数の多い現代文の出題 ②記述問題が非常に多い ③200~300字程度の説明問題(大問一の本文に関する) の3点が挙げられます。 具体的に、みていきましょう。 まず、配点が60%と高い大問一の現代文は、特徴①のように文章量も問題数も多くなっています。次に、特徴②で取り挙げたように、記述問題が非常に多く、選択問題はありません。 さらに、特徴③のように、200~300字程度の長文の説明問題が毎年出題されます。内容は、大問一の本文の要約問題か本文を踏まえて自分の意見を論理的に説明する問題となっています。記述量が多く、問題で取り上げられた傍線部だけでなく文章全体がしっかりと頭に入っていないとこの問題は解くことができません。 この問題の対策には、本文の要約を200字程度で取り組んだり、本文の意見に対して自分はどう思うか、自分の意見を論理的に組み立てて200字程度で書く練習をする必要があります。 学校としても、記述力のある生徒を求めていると言えます。 次に、大問二の古文・大問三の漢文です。 文章量は少なめで、本文の難易度もそこまで高くないので、取りこぼさずにしっかりと点数を取る必要があります。しかし、大問二・大問三も大問一と同様に記述問題であり、記述問題の形式には対応していていかなければいけません。そのため、古文は古文単語・古文常識・文法の勉強に加えて、記述問題を学習に取り入れましょう。また、漢文は漢字の読み・意味や句法などの文法知識に併せて、書き下し文、現代語訳などの問題などを解き、読解力を身につけるのが効果的です。 以上を踏まえて、このように静岡大学の国語の出題形式は、他大学と比較しても古典が易しめな代わりに現代文の難度が高く、長文記述の出題など特徴的です。 受験する場合は少なくとも3年分過去問を問いて、静岡大学の形式に慣れる必要があります。

【2025年度】大学受験共通テスト分析【愛知県日進市香具山の国語専門個別指導塾】

2025年度は全体的に易化 。全体を通して、センター試験のような、シンプルな国語力を問う形式になっています。 以上を踏まえて、現代文の読解力と現代文にどれだけ時間をかけられるかが大切なことになります。 読解力を身につけるためには、とにかく多くの文章に触れることが大事ですが、共通テストにおいて、しっかりと文章の内容を頭に入れながら読むためには、文章を立体的に把握する必要があります。主張は高く、主張に準じた内容は次に高く、具体例や比喩は低くイメージして文章全体を見られるように意識をしていくことで、設問を解くときに必要なキーワードを探す手間が減り、記述問題でも短い時間で正確な答えを導けます。 時間配分については、近代以降の問題3題は、各大問20分で解くように心掛けるとよいでしょう。ざっくりとでも、あらかじめ時間制限をつけて解いていかないと、共通テストのように、問題数が多いものは、最後まで解けないということが起きてしまうことがあるので、注意が必要です。時間配分を守るためには、速読力を磨く必要があります。速読力は、国語の問題を、時間制限を設けて解いたり、日常的に本を読むことなどでも身につけられます。 今年のように、第3問の資料読み取り問題の追加など、問題形式が変化する年は、難易度が下がる傾向にあるため、来年度は難化することも考えられます。 次に、大問4・5の古文・漢文についてです。 大問4は、「在明の別」と「源氏物語」の二つの物語が抜粋されていましたが、分量はほとんど変わらず、特に大きく変わった点はありませんでした。しかし、設問数と解答数はともに一つずつ減り、ほとんどが四択問題になりました。これも易化の要因のひとつです。問1は重要単語の知識問題、問2は敬意の方向のみを問う問題、問3は生徒の会話の中の空所補充問題となっていました。例年通り、古文単語、古文常識、敬語などの文法が身についていれば、解ける問題でした。 大問5の漢文についてです。 漢文も古文同様大きな変更点はなく、複数の漢文の文章が抜粋され、問題が出題されています。例年同様、複数テキストの関連性を問6で問われており、それを意識して読むとよいでしょう。

【2025年度】名古屋大学入試問題分析【愛知県日進市香具山の国語専門個別指導塾】

名古屋大学入試問題分析 2025年度の名古屋大学の国語(文学部・教育学部・経済学部)の入試傾向と対策について書いていきます。 名古屋大学の国語は、制限時間は105分、大問一は現代文評論、大問二は古文、大問三は漢文の大問三題構成です。 2025年度の難度は、昨年度とあまり変わらず、本文の分量については、大問一は昨年度より減少し、大問二は昨年度より増加、大問三は昨年度より若干減少しました。 名古屋大学の国語の入試問題の大きな特徴は、要約力が求められるということです。すべての大問で、文章の内容を要約させる記述問題が出ており、文章中の筆者の主張を正確にかつ迅速に把握し、決められた字数におさまるように要約するという力が必要になります。 具体的に、2025年度の入試問題を見てみましょう。 大問一の問六は、100字以内で本文に即した記述問題で、本文の核となる部分はとらえやすいものの制限字数内におさめるのが難しかったと思います。 大問二の問四は、本文の和歌の内容説明をさせる記述問題で、本文の人物関係・状況の正しい把握が必要なのに加えて、和歌のルールなどもしっかり理解しておく必要があります。 大問三の問七では150字以内で本文の主張を問う記述問題が出題されており、この問七の内容で点数の差がつくと考えられます。 それでは、どのような対策を練ればよいのでしょうか。   名古屋大学合格のための攻略 ポイントは以下の3つです。 ①現代文・漢文の要約 ②言語事項 ③古文逐語訳 まず、大問一の現代文です。 上記の問六のような内容説明の記述問題で差がつきます。普段、国語の問題を解く際に、ただ設問を解くだけではなく、要約を100字以内で行うなどして、要約力を身につける練習が必要です。 それに加えて、漢字や語句の意味などの取れる問題を取りこぼさないことが重要です。 そのために、日頃から、上記のような記述問題の演習だけでなく、漢字の読み書き、接続詞・副詞などの穴埋め問題などの問題にも取り組む必要があります。 次に大問二の古文です。 古文単語や文法を一通り身につけることは、入試に限らず当然必要なのですが、説明問題や現代語訳の記述問題に対処するためにも、古文の問題を解くときは、逐語訳(原文の一語一語を忠実に翻訳すること)を行い、解答の現代語訳と見比べて、現代語訳の精度を上げていきましょう。 そのときに重要なのが主語を入れて現代語訳をつくることです。 古文において、もっとも難しいものの一つに主語の特定があります。「誰が、どうした」という文脈を常に意識していくことで、確かな古文の力が身についていきます。 併せて、2025年度の問三の和歌の現代語訳のような問題にも対応できるように、和歌の基礎知識も勉強しておく必要があります。 最後に、大問三の漢文です。 当たり前ですが、まずは基本の句法・語法をしっかりと学んでおきましょう。それを踏まえた上で、諸子百家などの思想・古代中国の文化、時代背景などにも触れておくことが大切です。古代中国のおおまかなパラダイム(認識のしかたや常識)を知っておくことで、漢文のいわゆる「落ち」が先読みでき、読解が非常にスムーズになります。また、2025年度の大問三の問七のような150字以内の長文記述にも対処できるように、日頃から100字程度で本文を要約する癖をつけておくと、要約力が身に付いていきます。 修英塾では、「100字要約」という、文章要約の力がつく講座があります。 要約は、センスが必要な敷居の高いものではなく、誰でも身につけられる「技術」です。 くっついている具体例や比喩などを剥がし、主張だけにしてそれらを適切に接続していく「技術」です。 適切な練習をしていけば、必ず身につけることができます。 文章を要約して、自分の言葉で本文を説明することは、現代文・古文・漢文などすべての本文の理解につながり、読解力も上がっていきます。この読解力は、名古屋大学の入試問題や、共通テストでも役に立ちますが、お子さんが成長して社会人になった後も、文章の意図を読み取ることは、人生を通して役に立ってくれるでしょう。

【2025年度】愛知県公立高校入試問題分析【愛知県日進市香具山の国語専門個別指導塾】

難度は平年並みだが、点はとりやすい 2月26日に公立高校入試問題が実施されました。それについて、少し分析結果と見解を述べたいと思います。 まず、全体的に昨年と比較して難度は少し易化しています。 具体的に見ていきましょう。 ①文章量が全体で大幅に減少 ②設問の易化 ②物語文ではなく随筆文での出題 ③部分点が取りやすくなっている という特徴があげられます。 大問1の問題文ですが、例年変わらず論説文が出題されています。今年もそこは同じですが、昨年度と比較して文章量が500字程度減少しています。行にすると、20行弱くらいですから、受験生にとって非常に負担減となります。 さらに、2024年度に出題された、6つの脱落文補充問題がなくなり、問題文内容に沿っているものを3つ選ぶという問題に変わっています。しかも、完全解答ではないため部分点が取りやすくなっています。 ただし、近年みられる傾向として、論説文の後半でいわゆる筆者の主張がまとめられる段落になると、急に内容が難解になることがあります。 当然その部分から出題されており、(四)は本文照合の選択肢問題で、適当でないもの2つを選ぶ完全解答問題でした。ここは2つ合ってはじめて2点取れる問題であり、正確に文章と照らし合わせる「精読力」も必要とされるため、苦労した受験生も多かったはずです。 おそらくここが決定的に差の出る問題だったのではないでしょうか。 配点は22点満点中7点でした。 大問3は、近年はずっと小説でしたが、今年度は随筆文でした。大問1に比べるとずいぶん易しく、配点も8点と高かったため、国語に自信のない子は、ここから先に解いていくとよかったかもしれません。 古文についても、あまり差がつかないような易しめの問題でした。 実際に、愛知県でのトップ校である旭丘高校や明和高校、向陽高校を受験する子達は、国語の公立入試問題であれば22点満点中20点くらい、つまり1~2問程度しか落とせません。 瑞陵、千種、菊里でも、18点より下だと他教科や内申点にもよりますが、かなり厳しいでしょう。 「みんなが取れる問題を取りこぼすエラーをしない」というのが公立高校を受験するうえで最も求められるスキルなんです。難問が多く、6~7割を取れば合格できる私立高校と求める力がまったく違います。 完全に個人的な意見、というかぼやきに近いですが、公立受検では今年17倍という驚異的な倍率を出した中学校があります。1~3倍というのが相場の公立高校からは想像もできないような数字です。 同じ公立なのに、明和高校附属中学校の適性検査は、当初発表されていた「過度な受験学習を必要としない学習」ではとてもじゃないが通過できない高難度、さらに範囲は副教科にもわたる内容でした。短時間でミスなく長文を読み解き、高速で思考する生徒しか解ききれないものでした。 公立高校とは、受ける層が違うと言ってしまえばそれまでですが、どうも早い段階から能力の高い子を獲得しようとする県側の思惑が透けて見えるような、そんな印象を受けました。

【2025年度】ヒーローインタビュー東海中学合格Hくん【愛知県日進市香具山の国語専門個別指導塾】

ヒーローインタビュー あなたが合格した中学校を教えてください。 東海中学です。 修英塾に入る前はどんなことで悩んでいましたか。 行っている大手塾のテストで、国語の偏差値が50半ばくらいで安定してしまっていたことと、理科で範囲が決まっているテストは取れても、範囲のない実力テストになると点数が取れなかったことで悩んでいました。 修英塾の体験授業はどんな印象でしたか。 先生が細かく説明をしてくれて、とてもわかりやすかったため、頭の中にすっと入ってきて、問題が簡単に思えました。 入塾してからどんな変化がありましたか。 毎月の国語のテストで、偏差値が50半ばくらいだったのが67になり、東海中プレでも14位という成績が取れました。 志望校に合格して、あらためて修英塾の授業や指導はいかがでしたか。 今まで、塾のテストは暗記については偏差値で65くらい取れていたが、東海中学の過去問は手強く、なかなか点数が取れませんでした。そこで、先生が基礎に戻って一つ一つ深めて教えてくれたので、応用問題や本番の入試でも十分対応できました。 自分がしていてよかったと思う学習を教えてください。 僕は、やったことをすぐ忘れてしまうので、先生と一緒に解いた問題を次の日の朝と1週間後にふたたび解き直したことが良かったです。   実際の受験対策ストーリー 【修英塾塾長より】 開校一年目ということもあって、入試を間近に控えた生徒の受け入れもしておりました。 Hくんも夏も終わってからの入塾でした。 大手中学受験塾に通っており、国語の読解方法がわからないとのことで、早速体験授業をしました。 読解公式を披露したところ、驚きと発見で(だと思いますが)とても目が輝いていたのをよく覚えています。 入塾してからしばらくは、東海中学に絞らず論説文全般の読解練習をしました。全国の過去問を使用しました。東海中学の論説文は難度が高いため、ぎりぎりのタイミングでも良いと判断したためです。まずは一般的な類比・対比型の文章を読んでもらい、一文ずつ内容を細かく説明をした後、全体の論理の流れをできるだけシンプルかつ具体的にして伝えました。 設問よりも、読解に重きを置いた学習です。 2か月ほど経過した頃です。 通っている大手塾の模試でとても好成績を残しました。こと国語については、これまで取ったことのない過去最高の偏差値を取り、これを機に論説文の鬼と化したHくんは、とにかく授業で習った線引きを徹底して行い、より正確により早く設問に答えることができるようになりました。 自信がついたことと、生来の素直さが化学反応を起こし、一気に伸びた典型的な例です。 そのままの勢いでいけばよいのですが、テストは水物とはよく言ったもので、なかなかそういうわけにはいきませんでした。物語文の対策はまだしていなかったので、物語文が難しいテストになると、大きく点数を下げてしまったのです。悪いことはまとめてくるもので、理科のテストもこのころになると、範囲も広く高難度なため解きづらく、同様に点を下げてしまいました。 二科目も大きく凹むと、合計偏差値も想定よりも随分下がっていました。 あわてたご家庭から理科の東海中学対策も依頼され、ここから国語・理科のダブル強化対策が始まりました。何せ直前期ですから、こちらもてんてこ舞いです。国語については、事前にカリキュラムを組んでいたため、当日に間に合わせる自信はありました。しかし、過去のテスト分析結果や授業での様子などを総合すると、理科については弱点が「思考力」であったため、短期間でどう上げていくかかなり悩みました。 暗記単元についてはかなり強く、大手塾の偏差値でも60はくだらないような成績でしたが、思考する問題については得手不得手によって偏差値の差が10以上にもなるような状況だったのです。 とにかく、全国の入試問題から思考の、しかも東海中学と同傾向の問題を選び出してそれらを丁寧に解説することにこだわりました。 結果として、第一志望校である東海中学に合格できました。正直、内心ひやひやしていましたが、ほっとしました。 お母様のお手製の、東海中学過去問を約10年分にわたって分野別にした冊子をひたすら何度もやっていたことも、勝因の大きな一つだと思います。 大きな挫折を乗り越えたHくん、本当におめでとう!これだけやり切れた子はほとんどいません。どうか自分に誇りを持ってこれからの人生を歩んでください。

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