お知らせ一覧

共通テスト古文漢文で満点を取る方法【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

さて、前回の「共通テスト現代文で満点を取る方法」に続き、今回は「共通テスト古文と漢文で満点を取る方法」についてお伝えします。 前回が長すぎたので、今回は抑えます(笑) 古文で押さえるべき3つのポイント 古文は押さえておかなくてはならない3つのポイントがあります。 ①文法 ②単語 ③古典常識 です。 文法は特に「敬語・助動詞・助詞」です。 現代文と違って、「わかるでしょ」ということなのか、わりと主語がない文が多いですよね。主語が分からないと読解ができません。主語の判別は敬語をマスターすることでかなりなんとかなります。 本動詞、補助動詞はもちろん尊敬語・謙譲語は確実に覚えておき、敬意の方向もちゃんと判別できるようにすることでかなり読解がすすみます。 単語については、覚えるだけと言ってしまえば身も蓋もないので、参考までに。 やるとよいのは、古語辞典片手に行うとよいのですが、現代語訳で同じ意味の古語をまとめて覚える、というものです。 古文単語で、最低限共通テストで困らないレベルと言えば、だいたい400語弱なんです。ですから、この学習をしていくとあっという間に400語くらい超えてしまいます。 もちろん必要な単語はほかにもあるので、それだけではいけませんが、かなり単語力強化に貢献します。 また、訳は口語訳も大切ですが逐語訳を中心に行いましょう。とても面倒ですが、文法や単語の学習も兼ねられます。できれば、多くの文章を読むより、一つの文章に時間をかけて丁寧に読み込む方が学習成果は高くでます。 余裕があれば、本文の要約を行うと、自分がどこまで文章を理解しているかが分かります。 古文常識は、そういう参考書を読んでもよいのですが、今はYouTubeというとても便利なものがあります。 古文常識で調べると山ほど出てきます。 これを活用しない手はない。 自分のお気に入りの動画を見つけて楽しく覚えていきましょう。 古文常識は知っているのと知らないのとでは読解に大きな差が生まれます。 ちなみに、古文常識を勉強すると、今も昔も人の考えることは変わらないことが分かって結構楽しめます。 ただ、見るのは信頼性の高い動画にしましょう。 共通テスト漢文で満点を取る方法 攻略法は一瞬で終わります💦結局王道しかないんですよね。 漢文は、古文に比べて苦手意識が強い子が多いんです。まあ、漢字ばっかりですからね(笑) でも、学習時間は古文に比べて随分短くて済みます。 まず、句形と重要単語は必須です。特に動詞や形容詞などはその筆頭ですね。そのあとは漢詩。書き下し文は頻出なので、普段から漢文を勉強するときには「音読」です。言葉の感覚を身につけましょう。 何回も何回も読み続けていると、なんとなく感覚的に漢文の意味や読み方が頭の中に浮かんできます。 そこは言語ですから、英語と同じと考えてよいでしょう。 そうなるまで頑張りましょう。 共通テスト過去問に限らず、漢文全般において、 本文の書き下し文を音読→現代語訳をつくる→本文全体の要約を行うと、満点をとるのに必要な力が養われます。

共通テスト現代文で満点を取る方法【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

さて、大学受験がほぼすべて終了しましたね。 当たり前ですが、4月から学年がひとつ上がります。 これまでになかった焦りが生じてくるのがこの時期の特徴でもあります。 「古文がまったく分からないままここまできてしまった…」 「現代文の偏差値が上がらないのに、共通テストで点数が取れるのか不安」 「古文の学習ってゼロから始めるとなると、どれくらい時間が必要なのかわからない」… いろいろな悩みが出てくると思います。 まあ、これはまだ健全な悩みですが 「理系志望だから国語は共通テストのみ必要だけど、選択肢問題だからなんとかなりそう」 とか思っている方は危ないです。 というのも、大学受験に必要な学習は往々にして時間がかかります。 なかんずく現代文の学習はそうです。 国語の素養があったり、語彙力がとても高かったり、もともと論理的な思考が身に付いていれば、数ヶ月で実力がめきめき上がることもありますが、まずもってお伝えしたいのは、現代文の読解とは、膨大な語彙力を前提として、論説文や評論文での係り受け解析や照応解決、同義文判定などの表層読解に加え推論などの深層読解、小説では場面ごとの心理描写の読み取りなど多岐にわたります。 それらを学ぶ中で、論理的思考を身に付け、それを以ってまた読解の力を上げていくのです。 修英塾では、体験授業をされる際に、正しい訓練を続けたとしても成果を出すのに1年くらいは必要であることをお伝えしています。 個人的には、全科目中最も積み重ねの要素が大きいのが現代文だと思っています。 さて、今回のテーマは「共通テスト」。 一番多くの受験生が受験するこの試験は、偏差値帯がとても幅広くなるため、アドミッションポリシーに基づく一学校で出題される入試問題とは一線を画した特徴があります。 それらの攻略をするためにはただ漫然と問題集を解くのではなく、戦略的でなくてはなりません。今回は、大胆にも「共通テスト現代文で満点を取る」ための戦術を伝えていきたいと思います。 記述問題として解く 共通テスト現代文の大きな特徴として、「すべての答えが本文中にある」ことです。 国語が得意な子どもの中には「え?それ、どの学校でもそうじゃない?」と思う人がいるかもしれません。 しかし、本当にそうでしょうか。 たしかに、本文にない言葉を補って解答を作るということはあまりありません。 そういう意味で、国語は「センス」や「直感」ではないと言えます。 しかし、難関私立大学の、特に小説においては、必ずしも明確に本文に書いていない深い心理描写を読み取って一番適切であろう言葉で答えるということが確かにあるのです。 ところが、共通テストはそれがありません。 小説であっても、です。 文中にある言葉で、的確に必要な言葉を紡いで答えにするという意味で、共通テスト以上に最適な題材はないと言っても過言ではありません。 ですから、それを逆手にとって読解力だけでなく、記述力の向上にも役立てる方法があります。   それは、「選択肢問題を記述問題として解く」ということです。 過去問を解くときに選択問題を記述問題として解いてみると読解力が身に付きます。 これを読んで「なるほど」と一発で分かった方、読解力があります(笑) どういうことかと言うと、設問にたどりついたときにすぐ選択肢を見るのではなく、本文中にある解答に必要であろう言葉を探し出してチェックをするのです。 で、そのチェックした言葉を使って自分なりの解答を作成します。 このとき、記述しても良いですが時間がかかりそうであれば、頭の中でおおまかに解答記述文を作り上げます。その文章と酷似している選択肢を答えとして選ぶ、という訓練です。 …面倒くさいですよね💦 でも、覚えておいてください。 大切なことはだいたい面倒くさいものなのです。 普段からこういった練習をしていると、非常に記述力が高くなるだけでなく読解の力も上がります。 本気で共通テスト高得点を狙う場合は面倒でもやってみてください。 効果はてきめんです。 また、選択肢問題は、答えを出すだけでは訓練として不十分です。たくさんの知識人が受験生を悩ませるために作問しています。これを利用しない手はない。 解答以外の選択肢もすべて精読してどこが本文と違うのかを探してください。見つけたら、選択肢に線を引いて小さく✕を書きましょう。線は短ければ短いほど良いです。選択肢自体の文章全体が本文とずれている場合は、選択肢記号に✕をしましょう。この学習が必ずみなさんの血肉になります。 制限時間との闘い 上述の方法は、少し時間がかかるため、時間を計っての練習には少し不向きかもしれません。 タイムプレッシャーを克服する訓練は別メニューで取り組むと良いですね。 共通テストはとにかく文章量が多いため、過去問を解く時から時間を測りながら解くのが大前提です。 過去問で8割以上の高得点を取っている子でも、平均点が5点以上下がるような年の本番試験では、大幅に難しくなり、時間切れを起こすことがあります。 共通テストで問われるのは、「短い時間で精読し、正確に問いに答えられる情報処理能力」なのです。 そういう意味では、確実に得点が見込める古文漢文を先に解いてしまうのが得策です。 文章は、1回読んですぐに理解できなくとも、こらえて後ろを読むことが鉄則。 なぜなら、後ろにいけばいくほど結論に近づき、分かりやすい表現に変わっていくからです。 心情とそれが変化したポイントを必ずおさえる癖を持つ これはそのままの意味になります。 小説では、場面が動いたところが問題になりやすい。だから、どこでそれが起こったかを把握すればそれだけで点につながります。 なぜか。 それは、「一場面一心情」が小説の原則だからです。 シンデレラ曲線というものがあります。 物語の心情の起伏をグラフのようにしたものです。 ほとんどの小説でこの上下する心情の線が底をつくと、そのあとは上がっていきます。 その底をついたところが、物語の大きく動く転換点(プロットポイント)になります。 転換点はもっとも重要であり、設問でも問われやすいということです。 ただし、あくまで客観的に読むことです。 主観で答えると、点数が安定しませんから。 文章の途中で設問を解く ここで、共通テストの特徴として、「評論文は文章の途中で設問を解くことができる」というのがあります。 念のためですが、共通テスト以外では絶対にやってはいけませんよ。痛い目を見ます(笑) これは読んで字のごとく文章を最後まで読まずに設問を解くことを意味します。 そうすると、じゃあどこまで読むの?と、なりますよね。 分かりやすい基準を作るなら、「傍線部の2~3段落後まで読んだら」設問を見ましょう。 共通テストは、文章全体の理解度を部分ごとに切り取って効果測定します。 したがって、最後まで読まなくても設問をどんどん解いていけるのです。これでかなりのタイムロスを防げます。 資料問題は15分確保する 資料問題は、多少の傾向の違いはあれ、たくさんの表から必要な情報だけを正しく取り出すスキルがいります。対策は過去問練習一択です。 気を付けなければならないのは、他の問題に時間を取られること。 どうしても現代文や古文漢文を優先してしまうため、資料問題は優先度が低くなってしまい、結局時間が足りなくなることが往々にしてあります。 あわせて資料問題は、脳が冷静でないと1問も解けなかったりします。 家に帰ってもう一度やってみたら余裕でできた!なんてことはざらです。 心に余裕がないことが資料問題を解く上で最大の敵になります。 資料問題は15分確保するようにして各ジャンルの時間配分を決めましょう。 漢字は同音異義語を重点的に対策を 共通テストの漢字は、なんらかの模擬試験データをもとに作っているのか、結構間違えやすい漢字を出します。普段の文章読解練習時から文章の中に出てくる漢字を覚えるようにしましょう。 と言っても、漢字は200点中たった10点です。 「直前期で間に合いますよね」と昔ある受験生に言われたことがあります。絶対ダメだと言ってやらせましたが、漢字はとても大切であることを改めて伝えたいと思います。 理由は「漢字をやれば他も点数が上がる」からです。 月並みな言い方ですが、1点が合否を左右することは疑いようのない事実ですよね。 だから、正解率が高くなりやすい漢字はぜひともやるべきなんです。 でもこの言葉、昔からですが受験生にあまり響かないんです。 表面的には納得している様子でも、その後の漢字学習を見てもあまり高いパフォーマンスを発揮しているとは言い難い子がほとんどです。 理由は簡単です。 1点が合否を左右するという実感がないからです。 例えば1点変わると順位が100位変わる、と言われても実際に経験していないとピンとこないのも無理はありません。これは意識の問題なので、正直どうしようもないです…。 実は漢字学習というのは出題されるものだけに効果を発揮するのではありません。現代文において語彙は絶対です。語彙力がなければ文章も読めません。漢字学習をすることによってこの問題を解決することができるのです。 漢字学習は語彙力向上に直結します。語彙力向上は間違いなく現代文偏差値向上につながります。 結局、地道だけど正しい努力をきちんとできた人が合格するのが入試なんです。

2026年共通テスト分析と対策【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

2026年共通テストが行われました。 みなさん、お疲れさまでした。 例年悲喜こもごもの共通テストですが、今年はかなり波乱がおきましたね。 平均点は約116点。 昨年よりも10点以上も下がっています。 100点満点換算で5点以上平均点が下がったのは英語リスニング、数学Ⅰ、数学A国語、物理、地学基礎、歴史総合、世界史探究、情報Ⅰになります。 逆に5点以上上がったのは、英語リーディング、物理基礎、生物基礎、化学、歴史総合、日本史探究でした。 点数の散らばり具合(分散)にもよりますが、平均点が10点以上下がるというのは、人によっては「過去問で160点(8割)くらい取れていたけど、今年120点(6割)だった」なんて人もたくさん出るくらい難易度が変わるイメージと思っていただいてよいでしょう。 各学校の志願状況を見ても、共通テストの結果を踏まえて志望校を1,2ランク下げる子が多くいたと思われます。 ただ、昨年度と比べてなので2023年の105点や2022年の110点という平均点を見る限り、これが適正なレベルなのかな、と個人的には思います。 では、ここから現代文・古文の分析をここからしていこうと思います。 大手予備校ですでに数字を踏まえて精密な分析が出ているため、国語塾の視点から分析をしていきます。 詳しい対策については次のブログで出していきます。   小説が難しくなった 第2問の小説は、昨年度だけでなく従来よりも難化している印象。 出典は現在活躍中の若手作家ではなく、戦後の著名作家遠藤周作の「陰に対して」でした。昨年同様、語彙に関する設問の出題がなく、心情の読み取りが中心となっています。 いろいろな分析を見ていると、「落ち着いて解けば正解できる」「あまり難度は変わらない」ようなことが書いてありますが、そんな馬鹿な…💦いや、ちょっと難しいぞ…、というのが私の感想。   少し具体的に中身を見ていきましょう。 問1は単純に文章内容の説明。 母の指の動きがヴァイオリンを弾く練習であり、勝呂のそばにいてもヴァイオリンへの意識が残っていることに、勝呂が嫉妬めいた気持ちを抱いていることが分かる。この情報だけで解けるため標準レベル。 問2は、父親の心情の理由説明ですが、傍線部の後の「平凡が一番いい」という部分を踏まえれば選択肢が絞られます。ただ、ここでその選択肢の後半部分に「母に対してもヴァイオリンに没頭して家族を顧みない態度をあらためることを求めており、」とあります。ここで少し迷う人がいるかもしれませんが、文章冒頭部分に、勝呂が、病気のおかげで母を独占できたと思っていることや、叔母が母に向かって音楽ばかりにかまけて勝呂を見なかったと言っていることから家族を顧みなかったと言ってもよいでしょう。 やや難しい問題だったかもしれません。 問3は母の悲哀を問うもので、消去法だけで選択肢が絞られる標準レベルの問題。 問4は幼少期の主人公の心情を問う3行選択肢の設問で、これも消去法だけで答えが絞られてしまう標準レベルの問題。 問5は本文の表現に関する頻出の設問です。文章のディテールまで読み覚えていれば難なく解けますが、心情問題でないこの手の設問に苦労する人は多いのではないでしょうか…💦 問6は生徒の対話形式が復活した。同じ作品の別内容を引用部分以外も参考にして問うタイプの問題でこれまでにないものでした。 3行選択肢であり、内容も、自分の幼少期と現在の母に対する思いの変化を深く掘り下げたもので、正解を導くまでに時間がかかったかもしれません。 非日常的な状況での子供の心情の機微を問うものであり、かなり難問でしたね。 評論文もやや難化だが… もっとも特徴的なのは、文章の内容の抽象度。 文章の難度自体は例年通りかな、との印象ですが、人間の情緒や価値観を抽象的に書いており、抽象的な文章にあまり強くない受験生は間違いなく不利。 さらに設問が、紛らわしいため、正確に文章を理解する力が問われる年だったと思います。 文章を一度読んで、4つの選択肢のうち不要な2つは再読することなく消すことができる程度の読解力と記憶力は必要。 抽象的なテーマの文章を積極的に読み込む訓練は必ずやっておいた方がよいでしょう。 共通テストの対策は、「とにかく過去問を解き散らかす(言葉が悪い)」ことですね。 あとは、自分をタイムプレッシャーの中に追い込む。 共通テストは時間との戦いなので、時間をはからずに解くのはNG。 実用的文章題は例年と難度は変わらず 第3問の実用的文章は、昨年(2025年)から導入された新傾向の問題で、全体の構成は、「自分の好きな本を一冊選び、その本にどのような工夫が見られるかについて考えるという課題」に関する問題ですが、【資料】にグラフはなく、全体として作題意図の見えにくい設問が多く、制限時間の中での解答を強いられる受験生にとってはやりにくい問題だったと思われます。 ただ、例年大問3の難度はある程度安定しており、時間をかければ解ける、という認識です。 こういった問題は、時間がないとまったく解けないことがあります。 いかに冷静な状態でこの問題に取り組める状況を作れるか、が勝負の分かれ道になります。 具体的には、古文漢文を先に解いて現代文を解き、第3問に15分時間を残すことができれば落ち着いて解けるのではないかと思います。 次回は共通テスト攻略についてです。

2026年度東海中学入試問題分析と対策【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

さて、今年も東海中学の入試が終わりました。みなさんお疲れさまでした。 戦い切って疲れたかと思いきや、全力で卒業までは遊び倒すタフさよ。 小学生のもつエネルギーは凄い、の一言です。 さて、東海中学入試問題の分析結果をのせていきます。 データから見ていきましょう。 合格者平均の推移 合格者平均点が2025年度は63.5点、2026年度は69.6点とここ10年の中では最高点となっています。昨年から約6点も上昇していることからもかなり易化していることが分かります。最高点も、昨年度は87点だったが、今年度は95点と8点もアップしています。 そしてこの傾向が4年連続で続いています。 例えば、合格最低点が2023年から2026年まで連続で229、237、242、247点と連続で上昇しています。国語だけで見ても合格者平均が54.9、51.9、56.3、61.7点とどんどん上がっているのです。 国語の合格者平均が過去10年で最高点ということは、これまでで最も難易度が低い問題だったことが言えます。 合格最低点は247点なので6割ちょっとでの合格になります。 国語の平均点の推移と4教科全体の平均点の推移がとても似ています。 他教科はそれほど似ていないのに。 これはいったい何を意味するのか。国語の難度が入試の難度に直結するのではないでしょうか。算数は例年60点前後で合格者平均が推移しており、大幅な上下がありません。理科社会も高得点で推移しています。国語が一番振れ幅が大きいのです。 つまり、国語が易化して取りやすいときは、必ず国語で取ることが求められるということなのです。算数は全国的にも難しい問題が多いため、受験生の間にあまり差が生じません。理科社会はその逆で問題が簡単なため、逆に合格する子たちの中ではあまり差がないのが現状です。そうすると、合否のカギを握るのは国語の点数なのではないでしょうか。 …とまあ、少し大仰に書いてしまいましたが、あながち真実かな、と感じることが多々あります。ある一定ライン以上国語能力がないと合格できないような…そんな気がします。あくまで経験則ですが。 さて、分析の続きをしていきましょう。 易化した部分をもう少し掘り下げていきます。 論説文 今年は論説文が物語の後に来ていました。まあ、それほど気にする必要もないのでしょうが…。柳瀬博一『アンパンマンと日本人』からの出典です。アンパンマンは、人間にある普遍的な利他性を結実させたものであり、やなせたかしの「心からの利他、目の前の人を助けたいという視座を根源とした思想」を形にしたものだということが論旨になります。全体としてかなり易化していますが、一つだけ例年通り解きにくい設問がありました。前出の小説と比較してその共通点を理解しているかどうかを問うスタイルを取り入れている設問です。首都圏では公立中高一貫の適性検査などを中心によくある形式ですが、愛知ではそれほどありません。ここで問われる力は「論旨をとらえる力」です。大意と言ってもよいかもしれません。文章の細部だけ読み込む傾向の強い小学生にはかなり荷が重い問題だなぁと思います。   小説 文章自体もそうですが、昨年度より易化しています。選択肢問題、記述問題ともに簡単になった印象です。難問は一つもありませんでした。ただ、「語彙力がない子どもを振るい落とす学校」であることは変わらず、言葉の知識はおろそかにできない印象です。出典は、藤ノ木優『スウィッシュ!』。裕福な家庭に生まれ、なんとなく生きてきた主人公愛奈と、貧しく大変な暮らしをしていても明るく前向きに生きて、不利な状況に挑戦し、気持ちの強さでそれを乗り越えていく羽瑠がバスケットを通して心を通わせていく物語です。東海にしては、珍しく大衆的で共感しやすい「挑戦」がテーマ。 挑戦無くして成功なし、という考え方に共感できる人であれば問題は解きやすいものになっていました。朝日新聞のコラムを掲載して共通点を見つけさせる設問が一つでていたので、前述の論説文と併せて「論旨をつかむ」練習は必要になりますが、全体的に随分簡単でした。 対策 物語文 「うれしい」「かなしい」といった単純な感情ではなく、複数の感情が入り混じった相反する心理を言語化する力が必要になります。一言で言い表せるようなものだけでなく複雑な感情を読み取る練習が必須です。 東海中学の選択肢問題は難度が高い傾向があります。 傍線部の前後10行以内に答えがあることがほとんど(文全体から考える問題は違います)なので、そこに書かれていない内容を選ばないようにします。 論説文 環境問題やアイデンティティについて書かれていたり、人間の根源的な精神について書かれている文章が多いです。 そのジャンルの文章に慣れることも必要ですが、分析のところでもお伝えした「文章の論旨をとらえる」力が何より必要です。 文章における筆者の主張をまとめて要約する練習などは、ある程度文章が読めるようになったら効果があると思います。

2026年度合格実績【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

個人塾なのでそんなに大人数ではありませんが、今年もたくさんの合格が出ました。 修英塾を卒業した人も、そのまま残った人も、みんなちゃんと巣立っていきました。 こうやって子どもやご家庭のために働けることはとても幸せなことだなぁとしみじみ感じます。 子ども達には、どこの学校に行っても、「努力し続けられた」という事実は変わりません。 誇りを持ってほしいと思います。 そして、その高い能力を自分だけのためではなく、世のため人のため日本のため世界のために生かしてほしい。より良い世の中を作っていくために皆さんの力が必要だという自覚を持って新たな世界を作っていってほしい。 そう、心から願います。 【合格】 大阪大学 名古屋市立大学 同志社大学 立命館大学   東海中学 滝中学 鶯谷中学(特奨Ⅰ) 愛知淑徳中学 名古屋中学 愛工大名電中学 愛知中学 春日丘中学 椙山女学園中学 星城中学 名古屋葵大学中学(特奨Ⅱ)

公式LINE

体験授業申込