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国公立大学を目指す高校生のための現代文の勉強方法【愛知県日進市香久山の国語専門個別指導塾】

こんにちは、国語専門個別指導 修英塾教室長です。 国公立大学を目指して日々受験勉強に励んでいる高校生の皆さん、現代文の勉強は順調に進んでいますか。 多くの高校生、あるいは受験生の口からでる言葉ランキング上位に入るのがこの言葉。 「現代文って、勉強しても点数が上がらない気がします……」 「センスないんで苦労します……」 いや、そんなことないんですよ。 断言しますが、現代文はセンスや才能の教科ではありません。 私自身が学生時代は国語がとてもとても、それはそれは大層(強調しすぎ)苦手だったんですから。 正しいアプローチでトレーニングを積めば、誰もが確実に、かつ安定して高得点を叩き出せる「最高の得点源」に変えることができる、きわめて論理的な科目なのです。 特に、共通テストだけでなく、2次試験でハイレベルな論理的記述を求められる国公立大学を目指す皆さんにとって、現代文の力は合否を分ける最大の鍵になります。論理的思考が身に付き、現代文ができるようになると、他の科目の理解も必ず向上します。すべての学問の土台にあるのが、言葉を操る「国語力」だからです。 では、具体的にどのようなステップで勉強を進めていけばよいのかを 「本質的な現代文の学習法」として解説していきます。 ①志望校の過去問に挑む いきなり結論から言います。 まず最初に行ってほしいのが「志望校の過去問を実際に解いてみる」ということです。 ええ?そんなことしたら全然解けなくてやる気なくなっちゃう、なんて考えないでください。 現代文の学習には、数学の公式や英語の文法書のような明確な「終わり」がありません。無限に広がる言葉の海だからこそ、まずは自分が行くべき目的地を明確にする必要があります。 「どうせ解けなくて自信をなくすだけじゃないですか……?」 と言われるかもしれません。 たしかに自信はなくすかもしれません。でもそこから始めないとゴールを見ないまま走り続けるやみくもなレースになってしまいます。 ですから、解けなくて当然だと考えましょう。ここでの目的は、今の実力を測ることではなく、「ゴール(目標値)を設定し、敵の正体を突き止めること」にあります。まずは敵の陣地へ踏み込み、「このレベルの文章を、この時間内に、これくらいの分量で書かなければいけないのか」という肌感覚を掴んでください。国公立現代文における一旦のゴールは、「第一志望校の過去問で6割から7割を安定して取れるようになること」です。 ゴールが明確になると、モチベーションが高いところに設定され、テンションが劇的に向上します。「何のためにこの文章を読んでいるのか」がハッキリするため、一問一問に対する集中力や学習体力が跳ね上がるのです。 ② なぜ間違えたのかを合理的に考える 過去問や問題集を解いた後、丸付けをして解説を読みますよね。そのとき、間違えた問題に対して、 「あー、またケアレスミスしちゃった」 「ちょっと読み間違えただけだから、次は大丈夫」 と、片付けてしまっていません? 実は、現代文において「ケアレスミス」などというものは存在しません。そこには必ず脳が引き起こした「合理的な原因」があります。それはその人の「誤読の癖」であり「思考の癖」そのものなのです。 それらの癖を言語化してみてください。 例えばこんな感じです。 ①設問でかならず根拠を見つけないといけないのは分かっているけど、ついつい「答えはこれにちがいない!」と自分の主観や感性で解答してしまう。 ②設問を読む際に、「こんな問題だろう」と予測して問いを所々飛ばして読むことで見落としができてしまい、正しく問いに答えられなくなる。 ③選択肢問題では、答えを全部出した時点で残りの選択肢を読まない。 まだまだいろいろありますが、こうやって言語化することで無意識に持っている「脳の癖」が引き起こす落とし穴が正体を現します。自分のミスパターンを完全に掴むことができると、テスト本番でセルフブレーキを発動させることができます。 問題を解いている最中に、 「あ、今自分は文章を読み飛ばして都合よく解釈しようとしているぞ」 「この選択肢の作り方は、いつも自分がはまるトラップの形だ!」 と、脳内でアラートが鳴り響くようになるのです。 自分の弱点(落とし穴)の位置が分かっていれば、本番でそこを軽々と飛び越えることができますよね。自分の思考を客観的にコントロールできるようになるこの感覚は、知的な万能感に満ちていて、本当に楽しいものです。 この楽しさが分かるようになると、成績アップはすぐです。 ③ 語彙集を読み込む これまでのブログでもお伝えしましたが、現代文において最も重要な要素は語彙力です。どれだけ優れた読解テクニックを学んだとしても、土台となる力が不足していれば、国公立の現代文には太刀打ちできません。その根源的な力こそが「語彙力」です。 国公立大学の現代文、特に評論文で使われる言葉は、私たちが日常生活で使っている言葉とは完全に一線を画す高度に抽象化された言葉たちです。 「形而」「捨象」「アニミズム」「パラダイムシフト」「ペシミズム」……。 これらの言葉を、なんとなくのニュアンスだけで、もしくは前後の文章からふわっと予想、で読んでいる人、結構多いと思います。 なんとなく分からない言葉の意味を、予想に予想を積み重ねて読んだその先で、設問で問われている事象を正確に答えることは蓋し不可能でしょう。 しかし、語彙力を高めれば、文章の内容がはっきりと理解できるようになります。もちろん単に意味を暗記するだけでなく、その言葉がどのような文脈で、どんな対比構造(例:「普遍」vs「特殊」)で使われるのかをセットで学んでいくのが最も効率的です。 ただし、さらにもしあなたがまだ受験学年(高校3年生)ではなく、時間と心に少しの余裕があるならば、ぜひ試してほしい贅沢な勉強法があります。 それは、「国語辞典を、最初から上から順番に読んでいくこと」です。 「ええっ!? 辞書を読むなんて、そんなの無理だし退屈そう……」 と思うかもしれません。 でも、これが実はめちゃくちゃ面白い。辞書を開くと、私たちが日常の狭い生活の中では絶対に巡り会うことのない、美しく、深く、知的で面白い言葉たちに次々と出会うことができます。 例えば、辞書で「あ」を開くとわりと最初の方に「隘路」とでてきます。 「あいろ」と読みますが、狭くてけわしい道、もしくは物事を順調に進める上で障害になることがら、という意味です。日常ではまずもって出会うことがない言葉です。でもこれを知ることで、知識欲が刺激されるのです。そうすればもっと知りたい、となります。 さらに、語彙力が高まるということはあなたの頭の中の「世界の解像度」が劇的に上がるということです。 これまでモザイクがかかったようにボヤッとして見えていた難しい評論文が、超高画質映像のようにクッキリと鮮明に頭に飛び込んでくるようになります。「なるほど、筆者はこういうことを言いたかったのか」と、文章の奥底にあるメッセージがダイレクトに理解できるようになる快感は、何物にも代えがたいものです。   ④ 記述問題の指定字数を変えて再度書いてみる 国公立大学の2次試験の主戦場は、何といっても「記述問題」です。 「〇〇について、120字以内で説明しなさい」 「本文を200字以内で要約しなさい」 といったものですね。 この際、記述問題の攻略の仕方は別のブログでお伝えしているので、今回は記述力を引き上げるための、とても効果的なトレーニング法を紹介しましょう。 それは、「一度解いた記述問題を、指定字数を変えてもう一度解いてみる」 という手法です。 例えば、元々「120字」で解答する問題を、あえて「80字」に縮めて書いてみます。120字のときには盛り込めていた要素を、80字にするためには何かを削らなければなりません。この「究極まで文章を削る」という作業が、重要文の集まりである解答の中からさらに重要なものだけを抽出する優先順位決定力を向上させるのです。 逆に、今度は同じ問題を「160字」に増やして書いてみます。 文字数を増やすためには、ただ言葉を付け足すだけでは薄っぺらな答案になってしまいます。「筆者の主張をより強固にするために、どの具体例や理由の文脈を補うべきか」を考えることで、ロジカルに文章を組み立てる構成力が鍛えられます。 ⑤ 選択肢問題の選択肢を見ずに記述問題として解く 以前のブログでも書きましたが、共通テストや、一部の国公立大で出題される「マーク式(選択肢)問題」の効果的なトレーニングが、「選択肢問題の選択肢をはじめから見ない」という方法です。 問題を読んだら、選択肢を教科書やノートで物理的に隠してください。そして、「もしこれが記述問題だったら、自分はどう答えるか」を考え、白紙のノートに自分の言葉で解答を書き出してしまうのです。 解答の骨組みを自力で作った後に、初めて隠していた選択肢を開きます。そして、「自分が書いた内容と一番近いものはどれかな?」と探すのです。自分が考えた解答が的外れなのか、的を射ているのかが一目で分かります。 そういう意味ではとても効果的な学習だと言えると思います。 ⑥ 新しく覚えた技術などを思い出す 最後のステップは、机に向かってペンを持っていなくてもできる、最も手軽で、最も効果的な復習法です。 それは、「新しく学んだ読解の技術や、間違えたときの思考の癖を、頭の中で思い出す(リトリーバル)」という作業です。 勉強が終わった後、あるいは夜ベッドに入って眠りにつく前の5分間、あるいは通学の電車やバスの中。 「今日解いたあの現代文の問題、自分はどこで間違えたんだっけ?」 「解説に書いてあった、あの評論の対比構造の読み解き方はどういうルールだったかな?」 このように、テキストを見ずに、自分の記憶の引き出しからあえて苦労して「思い出す」トレーニングをしてください。 人間の脳は、インプットしたときではなく、「がんばって思い出そうとしたとき」に、最も強く記憶を定着させるという性質を持っています。机の上での勉強を終えた後に、この「思い出す作業」を入れるかどうかで、学習の定着率は大きく変わります。 じつはこのリトリーバルという手法は、単なる読み返しや線引きなどの受け身の学習に比べ、記憶の定着率が約50%以上も向上することが100年以上の研究で確認されているのです。 現代文の勉強は、自分の可能性を広げる楽しい挑戦です。正しい勉強法で思考の回路を磨き上げれば、志望校合格と最高の未来が必ず見えてきます。未来の自分を楽しみに、一歩ずつ進んでいきましょう。 →共通テスト現代文で満点を取る方法 ※当塾は対面だけでなくオンライン指導も行っており、東海地区ですと、名古屋市、瀬戸市、みよし市、東海市、岡崎市、一宮市、刈谷市、尾張旭市、豊田市、豊橋市、長久手市、弥富市、知立市、岐阜市など様々な方面にお住まいの方へ指導を行っております。

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